旅の途上

オランダで「小学校教員になるまで」と「なってから」の足跡。

Day686 ~話が通じるという喜び~

今日は、弟の「お土産にはGinがいい!」というリクエストを受けて、ランニングがてら酒屋さんに偵察に。

Ginのことは全く知らないので、どれがオランダのオリジナル商品かわからなかった。直前まで英語で聞くのかオランダ語で聞くのかどうしようか迷っていたけれど、オランダ語が先に出てきた!

Heb je Gin?(ジンはありますか?)
Welke Gin is originaal van Nederland?(どのジンがオランダ産ですか?)
Dit is souvenir voor mijn jonger broer. In Japan.(弟へのお土産なんです。日本の)
Ik ken niet over Gin. Ik vind bier.(ジンについては知らないんです。ビールが好きなので)

みたいな感じで、楽しいひと時だった。あとは、
弟に送りたいから写真撮っていい?とか
Rutte(そういう銘柄のジン)は、オランダの首相と同じ名前だね!とか
おすすめのビールはどれ?とか話した。

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最後は、弟に電話して、また来るね~!良い週末を!でバイバイ。

昨日は、図書館でいつも目が合う人に話しかけられて、お互い自己紹介して友達になった。Ali。パキスタンからオランダに来て、もう5年になるみたい。彼の奥さんはオランダ生まれのパキスタンの人で、小学校の先生らしい。Aliは図書館でオランダ語のセンテンスを読んで勉強しているらしくて、わからない文法や表現があると誰彼構わず聞きに行く。図書館にいく楽しみが1つ増えた。

Day669 ~気分の正体~

ここ数日、やることに追われている感があって、(期日をコントロールできてないだけなんだけど)やりたいことに時間を使うことができていないなと思いながら図書館までの道を歩いていた。

そしたら、小雨で薄暗い午前中に向こうから七色の傘をさして歩いてくる老夫婦を発見。めちゃくちゃ大きく手を上げてこちらに向かってくる。TaalcafeのD先生だった。半年以上ぶりだったのに覚えててくれて、握手、握手、握手。

いまでも先生はTaalcafeに行っていて、オランダ語上手になったねと褒められた。がんばってることを褒められるとうれしい。そして褒めてもらいたい人に褒められるともっとうれしい。

気分が高まらないときでも、ちょっとしたきっかけで気分は変わる。まるでオランダのかわりやすい天気のように。気分の正体は天気のようなものなのかもしれない。

Day570

今日から語学学校が始まった!A1→A2(初級)のクラスで、13人。初級と言いつつ、みんなバリバリ話せるし、バリバリ聞けてる…(笑)
オランダ在住10年オーバーの人が半分くらいで、5年以下は3人しかいなかった。でも、だからこそ、燃えるってこともある。

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年内にA2とB1の境界線を突破していこう。

Day564

オランダは2100年には海面下になってしまうらしい…。GoogleEarthで自宅を調べてみると海面からマイナス6メートルで、三階建ての建物の屋根に上ってもマイナス2メートル。すでに海面下。でも、昔から上手に風車を使ってきたオランダは、川に水を汲み上げる技術で土地を創ってきた。これが世界は神が創ったが、オランダはオランダ人が創ったと言われるゆえんらしい。

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↑これは、今日Taal cafe(オランダ語のしゃべり場)で話題になった新聞の切り抜き。国土が海に囲まれている日本も傍観はできないと思ったし、災害の話になったときに、やはり日本は災害の多い土地なんだと改めて感じた。

ちなみに、これは勉強の題材になった絵↓

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スマホを片手に自転車を運転すると95ユーロの罰金です。ちなみに、この2カ月で約1万人が罰金対象になったらしい…自由度が高い分罰金は厳しい!ちゃんと守ろう。

https://twitter.com/NOS/status/1181577747069624322?s=20

Day562

オランダ語のレベルとB2まで上げること。2020年の9月までに上げること。これがいま一番の目標です。B2は、英検でいうところの準1級で、IELTSでいうところの5.5-6.5です。

テキストや言語交換アプリ、Taal cafe(自治体が運営しているボランティアによるしゃべり場)で学習してきたけれど、プロに教えてもらえるならそれに越したことはない。

ということで、6月26日にZADKINEという専門学校(のようなもの。登録費だけでオランダ語を習えるらしい…。たぶん。)の入学テストを受けた。そのあと、長い夏休みを待って、ついにZADKINEから手紙が!

ようやくウェイティングリストから抜けたようで、10月14日の月曜からレッスンがはじまるよ~ということ!月曜と木曜の週2回、各3時間!先生の名前は、Yalcin Berksan!場所は事前に案内されていたどの場所でもなく、ちょっと遠いけど…それでも楽しみ。

手紙の内容もパッと見てだいたい理解できるようになってきてる。成長してる。

Day355

昨日の午前中はBlaakのTaalcafeに顔を出してみた。そこで、また一つ印象的な出会いがありました。前のめりで話をする青年。イエメンから来た青年は底抜けに明るかった。彼がオランダに来た理由は母国が戦争だからだった。1人でオランダに来たらしい。笑顔が印象的だった。

2.buitenbeentjes op en in~変わり者たち 上と中~

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変わり者とパーティーにいく者が1人だけ紛れている間違い探し的な要素のある絵本!最後は、FEESTJE!(パーティ)onder,op,tegen,in,achter,boven,ander,voor,tussenなんかの前置詞が絵で理解できる!

【新しい言葉】

buitenbeentjes()

het heuveltje(mound)

de heuveltop(hill top)

de heuvel(hill)

verdrietig(sad)

beneden(below)

verlegen(shy)

fladderen(flit)

scherp(sharp)

de olifant(elephant)

de stengel(stem)

de schildpad(tortoise)

de paraplu(umbrella)

vrolijk(cheerful)

halen(get)

het lieveheersbeestje(ladybird)

het insekt(insect)

de bij(bee)

de egel(hedgehog)

de muis(mouse)

de slak(snail)

de vleermuis(bat)

het zeepaardje(sea horse)

het zeepaard(sea horse)

de zeeschildpad(turtle)

de zeester(starfish)

de zeeslang(sea serpent)

de slang(snake)

de wortel(root)

【2歳くらいの娘・息子に読みたい】

【間違い探しみたいでとにかく楽しい】

【色鮮やかでオチが面白い】

Day351

今日のTaalcafeはいつもと少し違う雰囲気があった。

いつもと同じスーザンが先生として支えてくれるのは変わらないし、前回から参加しているサーシャも変わらず。今回から新しく参加したチャールズだけがいままでとの違い。

私は簡単なオランダ語は読めるけれど、聞き取りと会話はまだまだ。

サーシャは読めないけど、聞き取りと会話はそこそこ。

チャールズは読めない、話せない。英語もかなり厳しそうだった。

少し考えてスーザンは、テキストを私に読ませて、サーシャはテキストの文字を追って、チャールズはとりあえず聞くことからはじめようということで始まった。

でも、チャールズはスーザンをにらむような目つきで見るし、不満をあからさまに表していたし、数分後にはいびきをかいて寝ていた。

3人の中では断トツで若い私に対して、スーザンが手厚く時間をかけていることに納得がいかないよう。チャールズにしたら、若いんだからすぐ覚えられるだろうという感じ。スーザンは、日本語とオランダ語はかけ離れた言語だから、第一言語がフランス語のあなたに比べて彼の方がハードだと言ってくれていた。

 

不満ばかりを重ねて自分から参加しようとしない人。

この場があることに感謝して食い入るように参加する人。

 

どちらもオランダ語を話せるようになりたいと思って足を運んだのは同じ。でも、何が違うんだろう?

やる気の問題だと言ってしまえばそれで終わりだけれど、本当にそうなんだろうか?これまでの環境が大きく違うからではないか?チャールズの母国はコンゴ共和国、コンゴはポルトガルに征服された後に19世紀に行われたベルリン会議でフランス領とベルギー領に分けられた。公用語はフランス語。独立したのは1960年。1997年には内戦も起きている。(参照元:コンゴ共和国基礎データ | 外務省

環境が違う2人の人間を並べて、比べるのは難しい。

小学校でも同じじゃないだろうか。

どんな人生が幸せなのかは人によって違うし、わからないけど、自分は恵まれていることはわかる。

スマホがあって、パソコンもあって、仕事があって、帰る国があって、安全で、教育を受けていて、自分で考えることができて、しかも選ぶこともできて、友人がいて、家族がいて…

gezillig thuis zijn

Day349

昨日、今日とまるで春の様な陽気に包まれています。15℃以上になっている昼過ぎのBlaakの広場は本当に温かいです。

昨日は、CapelleのTaalcafeで、少しレベルの高いグループに参加して話している内容がかなり分からず、なかなかに悔しい思いをしました。この「話したいけど話せない」という悔しさがなんともいい燃料になります。みんなが笑っているところで笑えないのはしんどい。というわ笑いを取りたい…。

そんなTaalcafeの帰り道で中古ショップに立ち寄ったところ、DVDが鬼のように安い!

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つい最近iTunesで購入したグラディエーターより10枚のDVDの方が安い…しかもグラディエーターあるし…。50セントで…。見たい映画があったら今後はここに来よう!良い発見があったので、帰り道の夕日がいつもより輝いていた。

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今日はBlaakのTaalcafeでなかなか強烈で面白い人たちとの出会いがあった!ぐいぐい来る感じで話してて面白かった。

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そして、単語が増えれば増えるほど楽しくなってくるオランダ語。質問もできるようになってきたー!今日は、Wat is anders "boot" en "schip"? と聞けましたー!

いまは、絵本が丁度いい教材です。高いから買えないけどね。立ち読み。(笑)

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Day347

今日のTaalcafeでは、Hoon Hermansさんの"Vriend"の歌詞を読んでいきました。

Je hebt iemand nodig stil en oprecht

die als het erop aankomt voor je bidt of voor je vecht

pas als je iemand hebt

die met je lacht en met je grient,

dan pas kan je zeggen : ik heb een vriend

あなたには、静かで誠実な誰かが必要です

それは、いざというときにあなたのために祈ってくれたりケンカしてくれる人

あなたには、気の合う誰かが必要です

それは、共に笑い、共に泣ける人

そんな人がいたら、胸を張って「友達がいる」と言えるでしょう

youtu.be

ムズイ…多分違うけど、ニュアンス的にはこんな感じの歌でしょう。しっとりとした曲調でなかなかにいい感じ。

 

話しは変わりますが、将来のことってどんな風に考えていますか? 1年後、2年後、5年後、10年後、30年後…と、遠い将来ほど私はイメージが弱くなります。例えば、2019年中にはオランダ語のレベルが○○程度までできるようになっているとか、オランダでの仕事の割合が○○%くらいになってくるとか、2020年中には教員養成学校に入学するとか、2021年中には教師として働くほどの語学力と文化的な知識、コーチングを学べているとか…

でも、40歳になった時の2026年の自分や、2031年の自分、2036年の自分、2041年の自分、還暦を迎える2046年の自分…どんどんイメージが薄くなっていくというか、イメージがないです。

過去からの延長の人生設計ではなくて、未来からの反射で考える

この言葉をメールで受け取って思わず考え込んでしまいました。大切な、与えられた、一度しかない人生。これからは、一生涯をひとつの単位として考えていこうと思います。

Day343

今日は前回無言の時間が多かったBlaakのTaalcafeへ。

前回は遅れて行ったから知らなかったけど、図書館のオープン待ちで人がいっぱいいる。(笑)

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ベンチに座って待っていたら、隣に花束を持った女性が座って、その隣にいたおじいちゃんが「おれにくれるの?」的な粋な申し出を。まさか…と思ったのもつかの間、すぐさま女性は「nee」と断っていました。

Taalcafeでは、安定の紅茶とコーヒー。丁寧にtheeとkoffieと貼ってある。それにしても、無料なのにこの充実ぶりはすごいな~。koekje(ビスケット)もあるし。

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今日は、イラストが描いてあるカードを使って単語を覚えるという学び方だった!前回沈黙が多すぎたからなのかDea先生、めっちゃ工夫してくれてる!

メンバーも前回とはほとんど変わっていたけれど、ゲーム要素たっぷりの時間だったから、みんなと楽しみながらコミュニケーションができた。一緒に何かをやるっていうのは、お互いを知るには言葉を使うよりもいいな~と実感する。チームスポーツもそう。

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今日覚えた単語!そして、今晩までに忘れるであろう単語!

het beer 熊

het hok 小屋

het hek フェンス

de heks 魔女

het vuur,vuurbol,vuurdood,vuurwerk,vuurvlieg 火、火玉、焼死、花火、蛍

VVV=vereniging voor vreemdelingenverkeer 観光案内所

de aap 猿

de bank ベンチ、銀行

de koe 雌牛

de wip シーソー

de tent  テント

de zaag のこぎり

de zeef ふるい

de hark 熊手

de kam くし

de jurk ドレス

de rok スカート

de pop 人形

de plant 植物

de kip, de haan 雌鶏、雄鶏

de vogel 鳥

het stuur, de stuurman ハンドル、航海士

de muur 壁

de vlieg ハエ

de veer 羽

de tentamen 試験

het dak 屋根

de bout ボルト

de schroef ねじ

de pijler 柱

keren 裏返す

schudden シャッフルする

 

 sorry, neem me niet kwalijk!(ごめんなさい、わざとじゃないですよ!)