旅の途上

オランダで「小学校教員になるまで」と「なってから」の足跡。

Day8

オランダに来て、ツアー仲間と別れて丸一日。

やっていることは、宿の移動くらいだけれど、

考えていることと感じていること。

 

おばけについて。

子どものころからおばけが大嫌いで、

怖がってばかり。

夏に怖い話をするのが大っ嫌いで、

でも「最後まで聞かないとでるよ?」

とか言われて、結局最後まで聞いて夜眠れない。

みたいなかんじでした…。

見たことないのにすごく怖くて。

そんなおばけが私にたくさんとりついています。

 

ふり返りジャーナルで、

「算数の授業をどうしたらもっとわかるようになる?」

ってクラスの子たちに書いてもらったとき。

班でやるとか、教え合うとか、

集中するとか、気持ちとか、

先生の話を真剣に聞くとか

(いままで真剣じゃなかったのね。(笑))

理解度をマグネットとかシールで可視化するとか、

いろいろ意見出してくれた中で、

 

「先生、ぼくにも分かるように教えてください。よろしくお願いします。」

 

って書いている子がいました。

私は1年間の3分の2以上、

この子の分かりたい気持ちを無視しながら、

一斉画一授業を教室で繰り広げていました。

話聞いてなかったら怒ったりして。

クラスの平均点だしたりして。

 

はい、「一斉画一授業おばけ」に取りつかれています。

一斉画一授業、必要な時もあります。

teachingすること。

でも、大切なのは一斉画一授業おばけにとりつかれないこと。

つりつかれると、一人を見えずらくなる。

そして、一人を見なくなる。

私の場合。

「一斉画一授業おばけ」を知ることから。

できれば、友達になりたいと思ってる。

 

かなざわかつひろです。

好きな色は、夏の空の爽やかな青です。

好きな食べ物はお刺身とメンチカツです。

好きものは旅と恐竜とゴジラと歴史です。

どうぞよろしく。