旅の途上

オランダで「小学校教員になるまで」と「なってから」の足跡。

Day31

昨日の続き。 

学習場所

たまたま隣人のステフが、すごーくいい人で、

日本が大好きで、日本語を話せる学生さん。

だったのでここを見つけることができました。

 

移民局からの手紙を待っている私。

窓の外は春の温かい日差し。

外出したい気持ち。

ステフに、大学見学したいから一緒に行っていいか聞くと、快諾。

いいやつだな~。

ついて行くことにしました~。

ちなみに、ステフはブルガリア語、ロシア語、英語、ドイツ語、日本語が話せます。

オランダ歴3年。

大学はエラスムス大学ロッテルダム。

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エラスムスさんの銅像。

オランダの精神文化をつくった人のひとりかな。

15世紀から16世紀に生きたこの人文哲学者は、

「Civilitate morum puerillium libellus」という著書の中でこのように述べています。

しつけは鞭打つことよりもむしろ、子どもにやる気を起こさせ、褒め、

羞恥心を育てることでなされるべきだ。

 現在のオランダ家庭での教育に通ずるものがありますね。

しつけは、「説明して伝える。」といった感じ。

"Explain and Communicate"的な。

"opvoeding"というのかな?オランダ語では。

 

 ちなみに、日蘭貿易のきっかけとなった、

いまから418年前に大分に漂着したリーフデ号の船尾はエラスムスです。

 

ここが中庭的なところ。 

昼から飲んでますね~。天気がいいからかな。

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ここが中庭に面したレストランとシアター。

映画も上映するらしい。

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ここが庭的なところ。

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ここが憩いの芝生的なところ。

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建物内は観てないですが、

「穏やかやな~自由やな~」

というのが感想。

 

そして、唯一建物内に入ったのが図書館。 

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3階建て。

学習スペースがめちゃくちゃあります。

個室もあれば、

PCのあるところ、

電源はどこでもあるって感じ。

ゆりかごみたいなイスもあるし、

社長みたいなイスもある。

Wi-Fiはどこでもビンビン。

あと、涼しい。

 

オランダらしいなと思ったところは、

図書館内がキレイに二分割されてて、

一方はサイレントルーム。

完全に静かにしてねのところ。

もう一方はしゃべってオーケー、飲食もオーケー。

自由にいこうぜのところ。

これは、結構公共の場でもあります。

例えば電車とか。

車両ごとで、分かれたりします。

あと、美術館なんかも意外とみんな話してるのがオランダらしい。

 

本を読みたいときとか環境変えたいときは通いまーす。

あと、エラスムス大学のルート・ファンホーフェン教授は、

幸福度の研究の代名詞のような人らしい。