旅の途上

オランダで「小学校教員になるまで」と「なってから」の足跡。

Day43

今日はやっととれたアポイントのために、万全だったはず!

 

時間も、

場所も、

間違えていた。

 

やってしまった。

 

時間は20分遅く記憶してて、

場所はロッテルダム市役所だと思い込んでいた。

 

自分の思い込みでは、15:40アポだと思っていたので、

余裕をもって20分前の15:20にロッテルダム市役所へ到着。

でも、インフォメーションで、「ここじゃないよ」って。

 

「えっ。」

「ちがうの?」

・・・メールを見返すと、確かに住所違う。

しかもアポの時間も違う。

 

「えっ?」

「どこなの?」

「いまなの?」

なんか、わけわかんない汗がたくさん出てきて。

「そこは、歩いていけるの?」

「どうしてここじゃないの?」

歩いて10分で行ける場所だったらしいので、

走って向かうことに。

でも、目的の場所に到着したのは15:40。

 

受付の男性は、気持ちがいいくらいに毅然としていた。

「遅れたからもうだめだわ。」

「またアポイントとって。」

いや、もう汗が滝のように垂れてるし、

袴の絵柄のTシャツ着てるし、

ここにいるのに、会えないの?

実際のところ、どうにかなるでしょ?

という考えが一瞬脳裏をよぎりますが、

受付の男性の「アイム ソーリー」の一言で、

流れて消えていきました。

 

その場で、もう一度電話してアポイントを取りました。

ちなみに、6月1日が最短。

ほぼ、1か月。

衝撃の事実。

でも、電話に出てくれた女性が、

「心中お察しします」的な感じで、

ちょっとおちゃめな雰囲気で、

救われました。ちょっと楽しいとすら感じた。

「キャンセル出るかもだから、また電話したらいい」ってアドバイスもくれたので、

これから毎日市役所に電話をする日々になりそうです。

 

やっちまったなってときは、気持ちが嵐の海の様に波打ちますが、

もう怒りとか悲しみとかおかしさとかいろいろ。

それを穏やかにするには、

衝動買い、好きなものを食べて、好きなものを飲む、

司馬遼太郎を読む、汗をかく、が私の場合うまくいくようです。

そうすると、「やっちまったこと」をどうおもしろく話すか考えることができる。

次は、やらかさないようにしよう。