旅の途上

オランダで「小学校教員になるまで」と「なってから」の足跡。

Day103

オランダに来てから、週に2回くらいはお米を炊いている。

10ユーロで買った、深めの鍋で炊いている。

侍の絵がパッケージに描かれているお米を炊いている。

「Sushi Rice」と書かれたお米を炊いている。

「寿司ライスってなんやねん!?」と思いながら炊いている。

今日もお米を炊いている。

 

今日、お米を研ぎながら考えていたことがある。

 

だいぶ炊くのがうまくなったなと。

お米が炭のように真っ黒に焦げることは減ったなと。

でも、やっぱり底の部分は少し焦げがつくなと。

いまでもたまにかなり焦がすよな~と。

残さず食べるけれど、苦さは否めない。

カレーをかけても、苦いは苦い。

 

日本で暮らしているときは炊飯器を使っていたし、

上海にいたときも炊飯器を使っていたような気がする。

もう忘れたけど、そんな気がする。

炊飯器はスイッチ一つでできたから便利だったけど、

焦げたりはしなかったな~。

ハリオの炊飯釜も使ってたけど、

説明書あったし簡単だったな。

いま初めて普通に鍋で米を炊いている。

 

お米、いままで数えきれないほど食べてきたけれど、

炊き込みご飯とか以外では、だいたい白い。

シマエナガほどに白い。

でも、自分でやってみると、そうでもない。

この焦げがなんともいえず、自分のような感じがする。

少しずつ変わっていく。

焦げを積み重ねることで。

 

会計士、いまだ見つからず!

 

つづく…