旅の途上

オランダで「小学校教員になるまで」と「なってから」の足跡。

Day154

ミッフィーちゃんの街として有名なユトレヒト。

ミッフィーちゃんは、オランダでは「nijntje」と書いて、

「ナインチェ」。

個人的にはミッフィーちゃんに思い出なし!

 

上の方、担当の人怖かろうに

オランダのタワーの中で最も高いのが、

ドムタワー。

112m。 

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階段で上ると、465段。

というか階段しかない。

エレベーターとかはない。

狭い螺旋階段が頂上に向かうにつれてさらに狭くなる。

建設過程の説明を受けたけれど、

すごい。

特大の鐘楼とかも70mのあたりにあったのに。

石を上に持ち上げて、造って。

また持ち上げて、造って。

たまに鐘持ち上げて。

またまた石を持ち上げて、造って…。

続けること約60年。

しかも1321年~1382年。

積み重ねること112m。

歴史を感じるし、資金力もすごい。

昔、ネイザーランドと呼ばれていた地域の要衝であったことがわかる。

 

遊べるナインチェミュージアム

ユトレヒト自然博物館のすぐ向かい側にあるのが、

ナインチェミュージアム。

壁にイラストがたくさんある高さはすべて子どもの目線。

壁にはたくさんのミッフィーたちのイラスト。

とにかくミッフィーと写真撮り放題。

交通ルールを学べる広めの部屋があって、

子どもは遊びまくれること間違えなし。

日本の自転車教室みたい。

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隣りには、色塗りができる静かめの部屋も。

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掲示されてるとこが学校みたいで楽しい。

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ロッカーもミッフィーらしさがとまらない。

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子連れ天国。

 

知らなかった世界遺産「 デ・スタイル」

建築や芸術に通じている人ならご存知だと思いますが、

全く知らなかった世界遺産がユトレヒトにあります。

リートフェルト=シュローダー邸。

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1924年に建造された邸宅。

リートフェルト氏が建築したシュローダーさん家。

2000年にユネスコの世界遺産に登録されています。

たぶん、こんな感じだったんでしょう。

ユネスコの人ホワイト「建てられてからかれこれ75年も経つけど、モダンやね」

ユネスコの人レッド 「だよね~あたいもそう思うわ~」

ユネスコの人イエロー「暫定リストあげとく?」

ユネスコの人ホワイト「もう登録の方向でいいんじゃない?」

レッドとイエロー  「そうやね」

…そして世界遺産登録。

いまでは、90年以上経っていますが、

確かにモダンでした。

モンドリアン氏らが唱えたDe styleはとってもシンプル。

博物館にはイスとか

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電灯とか

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絵とかもありました。

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ちなみに、世界遺産とは思えないほど

家の周りに人はおらず、穏やかでした。

ナインチェミュージアムからバスと徒歩で20分そこそこ。