Day178
美しい都市
~後編~
闘牛、フラメンコ、パエリア。
情熱の国、スペイン。
バルセロナ。
なぜかテンションが高まる都市。
「バルセロ~ナ!」と言いたい都市。
ガウディのこだわり
ガウディという人が
すごい建築家ということは
知っていたけれど、
サグラダファミリアを造ったとか
グエル公園を造ったとか
グエル公園にはトカゲがいるとか
カサ=ミラを造ったとか
知っていたのはそんな程度。
実際にガウディの手掛けたものを
目の当たりにするとすごいこだわり。
いまから10年以上前に
一度だけみたことがあったけど、
当時は全くわからんかった。
本当に同じ人間だったのかな~
って思わず考えこんじゃう人。
サグラダファミリア、
カサ=ミラ、
カサ=バトリョ、
カサ=ビュセンス、
グエル公園、
コロニア=グエル。
世界遺産に登録されている
ガウディの建築群。
ガウディが自然を
愛していることがすごいわかる。
ガウディの造ったものには
生き物がたくさん存在している。
みる人の想像力を掻き立てる
スペースがある。
そして直線がない。
自然は直線を嫌う
と言った造園家。
ガウディもそんな考えだったの?
自分が生きているうちに完成しない
何かを未来に積み上げるような生き様、
心に残りました。
音声ガイドがすごくイイ
ガウディ建築を見学していると、
音声ガイドのすばらしさに驚かされる。
そもそも、10以上の言語が
一つの機械で再生可能なだけで価値あり。
驚いたのはカサ=バトリョの音声ガイド。
見た目はスマホ。
こいつのすごいところは、
建物の中でスマホをかざすと、
ガウディの頭の中が部屋に再現される。
ポケモンGO的な。
例えば、こちらの丸い窓。
スマホをこの窓に向けると、
窓がウミガメになって宙を泳ぎだす。
他にも、窓が魚になって、
通気口部分が魚のエラのように。
はたまた昔暖炉だった場所に
スマホを向けると暖炉には炎が。
まるで3Dのアトラクション。
5€払う価値はありました。
ビーチとゴミ収集車
バルセロナにはビーチがある。
そのビーチにはいろんなカップルがいる。
同性カップル。
年配カップル。
若いカップル。
騒いでるカップル。
静かなカップル。
飲んでるカップル。
ひたすら焼いてるカップル。
イチャイチャしてるカップル。
運動してるカップル。
とにかくいろんなカップルがいた。
ありのままに。
たまに生まれたままの姿で。
あと、バルセロナでどうしても
気になったのがゴミ収集車。
本当ににぎやかな街で、
陽気な街で、
食べ物が美味しい街で、
楽しい街だった。
けど、ごみ収集車の通る頻度が
ハンパじゃなかかった。
宿泊したホステルのすぐ下は
ちょっとした広場で、
深夜1時、2時、3時と
ひっきりなしにゴミ収集車と
清掃車が通っていった。
もう瓶がひっくり返る音とか
割れる音とかすごい。
確かにこれだけの観光地で、
瓶や缶やプラスチックをゴミ箱に
ドカドカ入れてたら…。
バルセロナが観光規制を制限するのが
少しわかる気がする。
バルセロナの人口の約20倍の人が
観光でバルセロナを訪れるらしい。
バルセロナ住民の悩みは
失業の次が観光客の多さらしい。
でもサグラダファミリアが完成する
2026年にはもう一度行きたいな。