旅の途上

オランダで「小学校教員になるまで」と「なってから」の足跡。

Day158

一度は観たい世界遺産で

だいたいベスト10入りしてくるのが

モンサンミッシェル。

以前行ったときは、

道路で繋がっていたモンサンミッシェル。

岩山の周りは駐車場と化し、

景観が素晴らしいとは言い難かった。

しかし!

2015年に桟橋が完成して、

今は年に数回完全に海に浮かぶ島となる。

 

モンサンミッシェルは、 

元々は岩山だった場所に、

10世紀頃の司教さんが、

大天使ミカエルのお告げを受けて

修道院を建築することに。

サン・マロ湾の潮の満ち引きは激しく、

15mほどの高低差を

満潮と干潮でつくりだしているそう。

修道院の周りに、

巡礼に来る人のための宿ができたり、

食事をするところができたり、

修道院に仕える人以外も住むように。

そうしてできたのが

いまのモンサンミッシェル。

ナポレオンの時代は

牢獄としても使われていたらしい。

ふわふわのオムレツが名物。

 ※モンサンミッシェル→モンさん

ついてくるカモメ

モンさんには、すごい数のカモメがいる。

そんなカモメの中には、

異様なほど人に慣れたカモメがいる。

多少真似をしてくる。

同じ方向を見たり。

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歩いていたら、

城壁の縁を歩いてついてきたり。

ついてこられたら可愛く感じる。

ここでは、人に可愛いと思われると

エサをもらえる確率がグーンと上がる。

危害を加えようという人はいない。

そう考えると

カモメの一つの生き方をみた気がした。

 

効率よく、危険が少なく

エサをもらえる方法。

その① 人についていく

その② 人と同じ行動をする

その③ なるべく接近する

注意点① 人前でのうんちを控える

注意点② 急に鳴いてびっくりさせない

 

かしこいし、勇気がいる。

 

サン・マロ湾の散策

モンさんを訪れた時期は干潮だったので、

モンさんと取り囲むサン・マロ湾は、

干潟のようになっていて、

散策することができた。

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水は冷たいところもあり、

地面は結構固くて、

はだしで歩くと気持ちがいい。

小さな魚もたくさんいた。

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太陽が地平線に沈む時間帯は、

モンさん目当てで訪れた観光客たちも、

地平線に見とれていた。

 

韓国に学ぶ「夜でもきれいに写真を撮る技」

21時を過ぎると徐々に日が暮れてくる。

22時にもなると、

いよいよ太陽が地平線に沈んでいく。

そして、イエローの光で照らされた

モンさんが夜空に浮かびかがってくる。

どうしても写真を撮りたくて、

何度も挑戦したけれどうまくいかず。

フラッシュをたけば、

自分は映るけれど、

モンさんはきれいに映らず。

フラッシュをたかないと、

モンさんはきれいに映るけど、

自分は黒子のように。

 

そのとき!

まるで映画撮影中のように、

無数のライトに照らされ

写真に撮られている人が!

どうやら韓国の方々のよう。

4,5人で周りから

iPhoneのライトを使って被写体を照らす。

そして、フラッシュなしで写真を撮る。

なんというカメラマン魂!

すばらしい!

そういえば、昼間に写真を撮った

お返しに写真を撮ってくれた

韓国のレディは、

普通タテで一枚、

ヨコで一枚程度のところを

スクエア機能を使いこなし、

連射し、

確実にいい写真が撮れるように

撮影してくれた。

韓国の人たちに学んだ技を使って撮ると、

よく撮れた。

 

LG、サムスンを擁する韓国…

おそるべし。