旅の途上

オランダで「小学校教員になるまで」と「なってから」の足跡。

Day672 ~ウィンクの安心感~

昨日、図書館で隣に座っていた少女がペットボトルのふたを開けられずにいた。「Mag ik?」と声をかけて、開けることができた。上手にオランダ語を話せないけれど、どうやったら相手に気持ちを伝えることができるだろうと、ふたを開けたペットボトルを少女に渡しながら考えていたけれど、思いつかないままだった。

そのあともしばらく考えてたけど、言葉はそれほど意味がないもののように感じていた。きっと、オランダ語がよくわからない状況でオランダ語を聞く経験を何度もしているからそう思った。ときに、子どもたちに対しても、言葉で理解してもらおうと一生懸命になっているような気がした。実は、目が合ったときに微笑んだり、握手したり、抱きしめたり、肩車したり、膝の上に乗せたり、ハイファイやボックスをしたり…。

そんなこんなで、「ウィンク」が相手に気持ちを伝える一つの素晴らしい発明だと思った。これまで上手に挨拶もできない自分に向けられた「ウィンク」にどれほど安心を感じたかわからない。「ウィンク」上手に使えるようになろう。まずはカフェのオーダーで。

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目細いのが不安要素。