旅の途上

オランダで「小学校教員になるまで」と「なってから」の足跡。

Day155

マーストリヒトは、

マース川の両岸に栄えた街。

オランダでも最も古い街の一つ。

ローマ人が駐屯地として

滞在したのが始まりのよう。

 

モササウルス発見地!!

マーストリヒトで何よりも興奮したのが、

モササウルス通り。

実はマーストリヒトは、

モササウルスが初めて発見された街。

みなさんもよくご存知かと思いますが、

念のためモササウルスについて。

2015年公開のジュラシック・ワールドで

めちゃくちゃかっこいい感じで

ラストシーンに出てきたモササウルス。

そうです!

インドミナレックスの背後から突然現れ、

噛みつき、咥え、

海に引きずり込んだモササウルス。

白亜紀の海を支配した恐竜。

体長は12.5~18mとかなり大型。

ホオジロザメの4~5倍に当たる大きさ。

大きな顎を持ち、

鋭い歯がぎっしりと並んでいました。

現代のワニにヒレが生えたよう外見。

尾びれもあったことから、

泳力も優れていたと考えられています。

仲間同士で戦うどう猛な性格だったよう。

 

1764年に初めの化石が発見されています。

「dinosaur」という言葉ができる前。

発見後、フランスで鑑定が行われ、

古代生物であることが1808年に判明。

ナポレオンが1799年のエジプト遠征で

ロゼッタ=ストーンを発見した時代。

ロゼッタ=ストーンより魅力的です。

そして、1829年に発見地の

マーストリヒトを流れるマース川に

ちなみ「Mosasaurus」と名付けられます。

 

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こーゆーのもありなんだ!

世界一美しい本屋さんとの呼び声高い

「ドミニカネン」

教会をリノベーションしてるらしい。

外は普通の教会。

中は本当に教会リノベーションしてる

いや、むしろリノベーションしてない

ほぼ教会に本をそのまま陳列してる。

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元、祭壇にはカフェ。

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英語の本も多くて、

ジブリでは「となりのトトロ」とか

「もののけ姫」とか

有川さんの「旅猫リポート」とか

ワンピースとか。

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武市半平太の言葉が冒頭に書かれてて、

坂本龍馬が表紙の本を買いました。

 

青空市の海鮮フライとチュロス屋のおやっさん

青空市が開催されていた。

海鮮フライ盛り合わせが最高に美味い。

魚介類をあまりとっていないこともあり、

なおさら美味い。

エビ、イカ、練り物、白身魚、カニ爪。

揚げて、スパイスかけて、

大量のマヨネーズにつけて。

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最高でした。

 

となりにチュロスを3€で

山ほど入れてくれるスタンドがあった。

そこのおやっさんが面白かった。

チュロス屋の前のカフェで観察してたら、

ずーっと、ひまそうやった。

揚げ立てだし、安いし、うまいのに。

ご飯食べたり、新聞読んだり、

水飲んだり、ぼーっとしたり、

店を空けてふらふらといなくなったり。

穏やかだわ。

Day154

ミッフィーちゃんの街として有名なユトレヒト。

ミッフィーちゃんは、オランダでは「nijntje」と書いて、

「ナインチェ」。

個人的にはミッフィーちゃんに思い出なし!

 

上の方、担当の人怖かろうに

オランダのタワーの中で最も高いのが、

ドムタワー。

112m。 

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階段で上ると、465段。

というか階段しかない。

エレベーターとかはない。

狭い螺旋階段が頂上に向かうにつれてさらに狭くなる。

建設過程の説明を受けたけれど、

すごい。

特大の鐘楼とかも70mのあたりにあったのに。

石を上に持ち上げて、造って。

また持ち上げて、造って。

たまに鐘持ち上げて。

またまた石を持ち上げて、造って…。

続けること約60年。

しかも1321年~1382年。

積み重ねること112m。

歴史を感じるし、資金力もすごい。

昔、ネイザーランドと呼ばれていた地域の要衝であったことがわかる。

 

遊べるナインチェミュージアム

ユトレヒト自然博物館のすぐ向かい側にあるのが、

ナインチェミュージアム。

壁にイラストがたくさんある高さはすべて子どもの目線。

壁にはたくさんのミッフィーたちのイラスト。

とにかくミッフィーと写真撮り放題。

交通ルールを学べる広めの部屋があって、

子どもは遊びまくれること間違えなし。

日本の自転車教室みたい。

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隣りには、色塗りができる静かめの部屋も。

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掲示されてるとこが学校みたいで楽しい。

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ロッカーもミッフィーらしさがとまらない。

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子連れ天国。

 

知らなかった世界遺産「 デ・スタイル」

建築や芸術に通じている人ならご存知だと思いますが、

全く知らなかった世界遺産がユトレヒトにあります。

リートフェルト=シュローダー邸。

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1924年に建造された邸宅。

リートフェルト氏が建築したシュローダーさん家。

2000年にユネスコの世界遺産に登録されています。

たぶん、こんな感じだったんでしょう。

ユネスコの人ホワイト「建てられてからかれこれ75年も経つけど、モダンやね」

ユネスコの人レッド 「だよね~あたいもそう思うわ~」

ユネスコの人イエロー「暫定リストあげとく?」

ユネスコの人ホワイト「もう登録の方向でいいんじゃない?」

レッドとイエロー  「そうやね」

…そして世界遺産登録。

いまでは、90年以上経っていますが、

確かにモダンでした。

モンドリアン氏らが唱えたDe styleはとってもシンプル。

博物館にはイスとか

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電灯とか

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絵とかもありました。

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ちなみに、世界遺産とは思えないほど

家の周りに人はおらず、穏やかでした。

ナインチェミュージアムからバスと徒歩で20分そこそこ。 

Day153

ロッテルダムを観光する機会がなかなかなかった。

この数週間は、その機会に恵まれたので、

いくつかロッテルダム観光の思い出を。

 

キンデルダイクへのウォーターバス

オランダの象徴的存在である風車。

世界遺産にも登録されている風車キンデルダイクへは、

ロッテルダムのランドマーク「エラスムス橋」から

ウォーターバスで片道4€で行くことができます。

オランダのスイカ的存在ov-chipkaartを使うと割引あり。

ダイレクト便だと時間にして、30分。

あえて手前で降りて、チャリで行くことも可能。

チャリを乗せるのは無料。

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オランダでは電車とか信用乗車なので、

改札がない駅もチラホラ。

カードを「ピッ」とやるマシンがあるだけ。

ウォーターバスも信用乗車を採用しているので、

カードのマシンに「ピッ」としててもしてなくても、

乗船中に回ってくるスタッフさんにカードをみせればOK。

穏やか。

 

恐怖のユーロマスト

子どもの時は、木に登るのが大好きで、

友達と二人だけで猿山連合軍を結成して

新橋の芝公園や日比谷公園の木を登りまくっていた。

実家の三階の屋根の上にも登っていたし、

高校の体育館の上にもYAMAKASHIごっこと称して登ろうとしていた。

高いところは全然余裕だったはずなのに、

100mとかの高さになると股間が「ひゅっ」となります。

怖い。

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展望台が青空の下でむき出しのユーロマストは怖かった。

100mのところから、全面ガラス張りの回転エレベーターに

乗るところまで少し階段があって、そこが怖い。

腰がひけた。

 

そして、こともあろうか100mの展望台から

命綱一本で降りてる人たちがいた。

なんでそんなことすんねん…

と思いました。

 

なぜ逃げない?動物園

ロッテルダム中央駅から歩いて15分ほどのところに、

水族館もある大きな動物園がある。

キリン、ライオン、トラ、ゾウ、サイ、ゴリラ、サメ、シロクマ、ウミガメ、フラミンゴ、リクガメ、オカピ、コビトカバ、ワニ、ミーアキャット、プレーリードックなどなど。

けっこうたくさんの動物がいて、

キリンの骨とかもあって勉強にもなるし、

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リクガメの甲羅に入れるし、

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メガロドンのあごの骨あるし、

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行動展示してるので見ていて楽しい。

衝撃が走ったのが、プレーリードックのエリア。

余裕で乗り越えられる丘。

柵なし。

なぜ逃げない?プレーリードックよ!

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触れるし、その辺の草をエサとしてあげ放題。

でも成り立っている…。

おそるべし、BLIJDORP ZOO

穏やかだわ。 

Day152

今日、アムステルダムの空港からの電車内で、

赤ん坊が泣きわめき倒していた。

もうこれでもか~!というほどに。

しかも途中で電車が30分くらいトラブルで停車。

朝の9時台。

 

結構ストレスある状況だったと思う。

でも、電車に乗っている人々は穏やかだった。

そして、温かかった。

赤ん坊は人生初めてのフライト付きの長旅を経験したてホヤホヤらしい。

隣りの女性は、母親に「そりゃ疲れるでしょ~ふつうふつう!」

と話しかけて終始微笑みかけていたし、

その後ろの私もずっと変顔で微笑みかけていたし、

そのまた後ろの女性は、赤ん坊が放り投げたものをせっせと拾っていたし、

近くの男性も音楽を聴きながらもニヤニヤと赤ん坊を見守っていた。

穏やかやな~と感じた。

 

もうすぐオランダに来て5カ月。

オランダのことが好きになってきている。

好きだと感じさせてくれるのは、オランダの場合

自然や建築物や気候や食べ物ではなく、人かな。

この夏休み、出かけたから感じることができた。

 

ロッテルダム

ユトレヒト

マーストリヒト

アムステルダム

パリ

サン・マロ湾

バルセロナ

エダム

ブリュッセル

アントワープ

 

少しずつ書いていきます。

Day122

無事一時滞在許可をゲット。

10分くらいでサクッと。

でも、どうしてだろう?

ビザがなかなかおりないのは。

そんな気持ちをメロディーにのせました。

聞いてください。

Dreams Come Trueで「Dutch Dutch Dutch」

Dutch Dutch Dutch

ねぇど~して~

すごくすごくビザほ~しい

ただビザほしいだけな~のに~

ルルルルル~

なかなかもらえないんだろう…

 

ねぇせめて~

「いつもらえるかおし~えて」

移民局のデスク~で~

ルルルルル~

何度聞いたことだろ~

 

ねぇど~して~

すべて書類そろえ~て

提出もおわ~あったの~に~

ルルルルル~

音沙汰がないんだろ~

 

入国し~た~日が

はるか昔になっても~

ビザほしい~ビザほしい~

ルルルルル~

ねぇど~して~

なかなかもらえないんだろう…

 

な~か~な~か~

もられないんだろう…

 

DUTCH DUTCH ビザをく~だ~さい

DUTCH DUTCH ビザをく~だ~さい…

Day121

「7月10日までにビザの判断をする」

という手紙を信じて待つこと、3カ月。

いっこうに音沙汰なし。

今日は7月23日。

一時滞在許可証の有効期限が切れて、13日。

不法滞在になるのだろうか?

不安。

国外退去とかになったらやるせない。

 

わからない未来を心配しても、

不安が不安を呼ぶだけなので、

移民局にアタッーク!

オランダに来て4カ月ともなると、

移民局のホームページも見慣れたもので。

携帯電話にも移民局の登録があるもので。

朝一で電話。

10分くらいは余裕でつながらない。

そしていまだに電話は緊張します。

電話1回目

ビザの申請状況を確認したいことを伝える。

 →まだ伝えられないとのこと。

一時滞在許可の延長したいと伝える。

 →アポイントをオンラインでとってとのこと。

一時滞在許可の延長は時間がかかるか確認。

 →即日発行できるとのこと。

「即日」という言葉に喜びで舞い上がり、

心からの「サンキュー ソー マッチ!」を伝えて電話切る。

オンライン予約

最寄りのロッテルダム、1か月待ち。

その次に近いハーグ、同じく1か月待ち。

その次に近いユトレヒト、同じく1か月待ち。

その次に近いアムステルダム、同じく1か月待ち。

一番遠いズォーレ、明日空いてる!!

即予約。

念のため、2番目に遠いデンボッシュでも4日後で予約。

でも、待てよ…。

一時滞在許可の延長は前回と同じデスクじゃなくていいのか?

前回はロッテルダムだったけど…。

あと、一時滞在許可でオランダ国外に出れるのか?

そして追加書類はどうしようか…

電話2回目

一時滞在許可の延長は、どの移民局のデスクでもいいのか確認。

 →オーケーとのこと。

オランダ国外に出ることはできるのか?

 →リーターンビザが必要とのこと。

えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~

 →「ちょっと待って、日本人は大丈夫!」とのこと。

(うれしさのあまり、好きになりそうになる。)

念のため、一時滞在許可の延長は即日か確認。

 →即日とのこと。

追加書類がすべてそろっているけれど、どうするか確認。

 →コピーを持って明日渡してみたら?

  「それでいいと思うわよ」

もうちょっと好きになりかけているから信じる。

心からの「ハブ ア ナイス デイ!」で惜しみながら電話を切る。

 

というか、一時滞在許可よりもビザがほしい。

書類のコピーも用意して、朝一番でズォーレ行ってきます!

Day117

最近、少しずつカードが増えてきた。

銀行のカード

交通カード(Suica的な)

美術館カード

少しずつ便利に生活ができるようになってきた。

自転車で行けるところも広がっているし、

知り合いも少しずつできてきた。

 

会計士としてやり取りをしたトーマスは、

一緒に仕事をすることはなかったけれど、

その後も、メールのやり取りをしてる。

他の会計士に決めたっていうメールをするときに、

「もう友達だよね」ってメッセージしたという。笑

逆の立場だったら「なんやねんこいつ」って思ったかも。

でも、わりと受け入れてくれてるのがうれしい。

 

ONKOCHISHIN 1986も少しずつ進んでる。

コントラクトを作ったり、

インボイスを作ったり、

帳簿をつけたり、

テキストを選んだり、

プリントとを作ったり、

ホームページを考えたり、

サービス内容を詰めたり、

日本語能力試験について調べたり、

ステフが生徒になってくれたり、

英語の翻訳をチェックしてくれたり、

大学のプリンター使わせてくれたり。笑

こんなんあったら楽しいかな?とか

これは日本と同じだな~とか違うな~とか

そんなことを考える時間は楽しい。

 

でも、いまオランダでわたしのことや、

やろうとしていることを知っている人は少し。

宝物のような人たち。

もっと自分のことを知ってもらわないといけない。

第一歩として、英語ブログはじめました。

 Japan ⇔ Dutch

 ちなみに、デザインは回転ずしに行けないまでも眺めていたい気持ちを込めました。

Day111

教も会計士に会いに。

今日会う会計士さんは、まだ家が決まる前、

合わせて40kgのスーツケースをコロコロしたいたころ、

民泊でお世話になったピーターが紹介してくれた人。

片道2時間。

ちょっと遠いけど、

一度会わないと一緒に仕事をしないというスタイルの人。

その考え方には賛成できるので行くことに。

 

最寄駅からロッテルダムを経由してライデンへ。

そこからバスで移動。

しかし、降りる駅をめちゃくちゃ間違えて、

目的地のはるか7kmも手間で降車。

しかも次のバスが来るのは30分後。

バスを待っていたら間に合わない。

ということで歩くことに。

でも歩道がないハイウェイ的なところ。

歩いちゃダメなところ。

なるべく路肩を歩くようにしてたけれど、

牛が、牛とういう牛が、

「マジかよあいつ…」

「そこ歩道じゃないから…」

見たいな感じで見てくる。

もうほんとに牛という牛が、

食事の手を止めてこちらを凝視してくる。

しばらく歩いたけれど、間に合わない感じ。

走ろうかなと思ったときに、車が停まって乗せてくれた。

すげーいい人だったな~。

目的地の前まで送ってくれました。

教育に興味があるって話してたら、

奧さんが企業研修とかをしてるって話をしてくれた。

あとは、オランダ生活はどうかとか、

日本の天気の話とか、

西日本の豪雨のことも。

あっという間に目的地に。

おかげさまで30分前に到着。

名前は知らないけど、ありがとう!

助かったよ

 

中に入ってみると、これまた背の高い男性が。

メールでやり取りしていたロブさん。

そう、スポンジロブ。

いや、ちがうか。

てっきりピーターの友人かと思っていたら、

ピーターの友人をクライアントに持っている人だった。

ピーターはいったい何人の人に聞いてくれたんだろう。

たぶん、いろんな人に当たってくれたんだろうな。

しかも、日本人のクライアントがいるところを…。

ありがたいな。

 

スポンジロブは、めちゃ話す人だった。

というか、知っておくべき情報が多い。

約2時間、ほぼ聞くかんじだった。

でも、事例をあげながら具体的に説明してくれた。

プライベートな話はあまりしなかったけど、

税金についての話が誠実だったこと、

質問に対する回答がわかりやすかったこと、

笑うときの目がいたずらっ子っぽかったこと。

 

そんなこんなで、

会計士はスポンジロブに決めました。

Day108

今週は、会計士ウィーク。

今日は、一人目のトーマスと会いました。

電話では、ちょっとおどおどしているとすら感じるトーマス。

でも、一番初めに返事をくれて、

メールに「Katsu-san」と書いてくれる癒し系。

そして、うちからチャリで10分のところにオフィスがあるという立地。

 

でも、なぜだろう…。

アポイントがある日に限って、チャリが故障する。

しかも、「今日はチャリで行くぞ!」という日に限って。

市役所のときはチェーン。

今日は後輪がパンク。

タイヤの尋常じゃないすり減りは感じていたがなぜ今日。

と思いながら、15分遅れてオフィスに到着。

 

自分のビザの申請状況を伝えて、

税務署からの書類とかいろいろ確認して、

重要な話は5分とかからないで終わった。

 

でも、それ以外の話が楽しかった。

癒し系のトーマスは、ゆっくり話すし英語も得意じゃないけれど、

ずっと目が合っている安心感があった。

聞いてくれてる感。

そして、でかい。

凄いでかい。

平均身長180cmオーバーの国だからだけど、190cmくらいある。

どうしてオランダに来たのかとか、

どんなビジネスプランなのかとか、

オランダと日本の教育の違いとか、

ロッテルダムのおすすめのレストランとか、

トーマスの娘さんのこととか、

住んでいる場所とか、

日本の満員電車の話とか、

東京の人口についてとか、

「東京オリンピックの時日本にきたら案内するよ」

と無責任なこと言ったりとか。笑

小一時間のたわいもない話が楽しかった。

トーマスと一緒に仕事をするかはわからないけれど、この人が好きだ!

 

その後は、パンクした自転車をほったらかして、

勝手にアドバイザーにしているユーハンと会ってきました。

ロッテルダムを歩き回りながら、

和菓子の話をしたり、

仕事が決まった話を聞いたり、

オランダ語の発音を少し聞いたり、

先週彼女と別れたことを聞いたり、

友人の日本オタクに連絡してもらったり、

おすすめのカフェやレストランを教えてもらったり、

どうプロモーションするかアドバイスをもらったり、

家族や従兄はみんなビジネスをしていることを聞いたり、

 ユーハンの家族がホテルを経営してるお金持ちということを知ったり、

でも彼が興味があるのは生き物で立ち止まって水鳥をずっと観察したり、

 

The first year is the worst year on Business

 by Yu Han

 

Just Go Straight and Get It!

by Hu 

Day103

オランダに来てから、週に2回くらいはお米を炊いている。

10ユーロで買った、深めの鍋で炊いている。

侍の絵がパッケージに描かれているお米を炊いている。

「Sushi Rice」と書かれたお米を炊いている。

「寿司ライスってなんやねん!?」と思いながら炊いている。

今日もお米を炊いている。

 

今日、お米を研ぎながら考えていたことがある。

 

だいぶ炊くのがうまくなったなと。

お米が炭のように真っ黒に焦げることは減ったなと。

でも、やっぱり底の部分は少し焦げがつくなと。

いまでもたまにかなり焦がすよな~と。

残さず食べるけれど、苦さは否めない。

カレーをかけても、苦いは苦い。

 

日本で暮らしているときは炊飯器を使っていたし、

上海にいたときも炊飯器を使っていたような気がする。

もう忘れたけど、そんな気がする。

炊飯器はスイッチ一つでできたから便利だったけど、

焦げたりはしなかったな~。

ハリオの炊飯釜も使ってたけど、

説明書あったし簡単だったな。

いま初めて普通に鍋で米を炊いている。

 

お米、いままで数えきれないほど食べてきたけれど、

炊き込みご飯とか以外では、だいたい白い。

シマエナガほどに白い。

でも、自分でやってみると、そうでもない。

この焦げがなんともいえず、自分のような感じがする。

少しずつ変わっていく。

焦げを積み重ねることで。

 

会計士、いまだ見つからず!

 

つづく…