旅の途上

オランダで「小学校教員になるまで」と「なってから」の足跡。

Day198

走ってきました~

結果

  • × インタビューされること。
  • ◎ 笑顔を絶やさないこと。
  • 〇 ケガしないこと。

その他

  • katsuhiro  ×1
  • nippon   ×1
  • nice     ×1
  • グミ    ×2
  • 笑い    ×3
  • ハイタッチ ×たくさん
  • フォォォー ×たくさん
  • スマイル  ×たくさん

※「nice」は完全にちょんまげに対して

 グミはほぼキャラメルで一時呼吸困難に

 

走ってて気づいたこと。

①着ぐるみとか被り物が全然いない…。

目撃したのはプレスリーのコスプレをしている男性一人と沿道になぜかクッキーモンスターの青年のみ。

②ちょんまげ効果

オランダの寛容さが裏目に出たのか、レース前ちょんまげに対してほぼ触れられず…でも、走ってる時のkatsuhiroとnipponとniceとグミはちょんまげの力が大きかった!あと多少の笑いはとれた!そして、太陽に照らされて長く伸びた自分の影がシュールで元気が出た。

③給水所にあるスポンジがチーズみたいなテイスト。

日本だと白いスポンジがメジャーかなと思うんですけど、穴が大きめな黄色のスポンジ。「ん?チーズ?」と少し思った。

④沿道には飲んでる人と演奏してる人がとにかく多い。

日本だと結構一生懸命応援してくれてるイメージだったけど、ブレダではもうお祭りのように自分たちが歌って踊って楽しんでる感じ。クラブみたいになってるところが多数。カップルでワイングラスを傾けながら沿道にいることも。

⑤子どもとハイタッチすると疲れが消える。(一時的に)

日本でもオランダでも同じだと判明。

⑥一生懸命走ってるやつには声援を送る。

日本でもオランダでも同じことが判明。

 

ハーフでもフルでもマラソンって、走り出した時は胸が高まっていて足も軽くて、どこまでもいける感じ。「絶対できる!」って気持ちになる。
周りの景色を見たり、周りの人を見たりして、色々気にしてる余裕もある。
でも、走っているうちにだんだんと足は疲れてきて、痛みが出てくる。呼吸も苦しくなってくる。そうすると、気持ちがだんだん引っ込んできて…そんなときに上り坂だったり、向かい風だったりしたら、顔はしかめっ面になり、スピードは落ちていく。もう頭の中では自分を納得させるための言い訳を探すことで精一杯。「実際に昨日あんまり寝れてないしね」とか「ちょっと体調悪いからこれ以上無理するのは良くないかも」とか「練習あんまりできてないから走れなくて当然でしょ」みたいな言い訳はどんどこ出てくる。
本当にきついときは自分では気持ちを盛り立てることができない。決まって他の誰かの声に救われる。沿道の人たちがいなかったら、今日のタイムで走りきることはできなったな~。

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Day197

ついにきました!

どのくらい待っただろうか…
晴れの日もあれば
風が強い日もあり
雨に濡れる日もありました。
誰かに元気をもらう日もあれば
朝起きるのが辛い日もあり
一人寂しく夜を過ごす日もありました。
しかし、
今朝ついにきました!
念願の

ちょんまげ。

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本当は地毛でしたかったのですが、坊主にしてしまったのでとりあえずズラで。

とにかく間に合ってよかった。

明日これかぶってハーフマラソン走ってきます。

会社のキャッチフレーズが「Spreading Love For Japan」なので。

ジャパンらしさ出してきます。

頭蒸れるけど、そのリスクを負いながらもかぶります。

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目標
  • メディアにインタビューされること。
  • 笑顔を絶やさないこと。
  • ケガしないこと。

 

また話は変わりますが、告知第二弾です。

10/7昼の部「教室から社会を変える」フェローシップ・プログラム選考説明会(2019年、2020年4月から教員目指す方) | Peatix

※歌って踊れる表現力の塊、磯ちゃん登壇。
 目指すは平和教育!ワールドピースゲームなかたん登壇。

10/7夜の部「教室から社会を変える」フェローシップ・プログラム選考説明会(2019年、2020年4月から教員目指す方) | Peatix

※爽やかさはガリガリ君ソーダ以上の風間さん登壇。

10/9(火)「教室から社会を変える」フェローシップ・プログラム選考オンライン説明会(2019年、2020年4月から教員目指す方) | Peatix

※金澤さん登壇。

10/10(水)「教室から社会を変える」フェローシップ・プログラム選考オンライン説明会(2019年、2020年4月から教員目指す方) | Peatix

すげぇー踊るのが上手くてよく笑いよく泣く増永さん登壇。(その2)

10/11(木)「教室から社会を変える」フェローシップ・プログラム選考オンライン説明会(2019年、2020年4月から教員目指す方) | Peatix

※底知れない安心感とナイスボイスの持ち主、松尾さん登壇。

 

拡散してもらえると嬉しいです。 

Day185

今日は移民局に久しぶりに電話。

なぜならオランダに来て6カ月目だから。

そろそろビザはどうかな~と思って。

今日はかつてないほど電話がつながらず、待つこと約1時間…

 

橙色:どうしましたか?

赤色:ビザの状況を確認したいです!

橙色:じゃあVナンバーを教えて。

赤色:Vナンバーは××××…です!

橙色:オーケー…誕生日と名前は?

赤色:誕生日は~、名前は~です!

※ここまではもはや定番のやり取り。

橙色:まだ確認期間ね~

赤色:おぉ~そうですかそうですか…

   でももう6カ月たちそうですよ!?

橙色:でも申請したのは4/11だから…まだね。

赤色:そうかぁぁぁ~なるほどなるほど…

橙色:10/8まで待ってね。

赤色:あと2週間か。

   …

   …

   …

   わかりました!

   10/8にまた電話します!

橙色:それでよろしい!

赤色:いい一日を~

橙色:あなたもね~

ガチャ。

ツーツーツー。

赤色:長げぇよ…

 

ということでした。

オランダに来る前はビザは2か月後には取れるつもりだったな~あとバイトもするつもりだったけど、労働許可ないからちゃんと自営業のこと考え始めたな~クラウドワークするつもりなかったけどいまそれしか収入ないな~そもそもアムステルダムに住もうと思ってたけどロッテルダム近郊に住んでるな~といろいろ思ってたんと違う。

でもお陰でビザのことを結構調べた!自分で仕事つくることもいま考えてる!クラウドワークの仕事をして自分のことたくさん考えた!ロッテルダムだったから出会えた人ばかり!まさか隣人が日本好きで日本語話せるなんて想像できなかった!…こんな感じで両面ありますね。

それに英語とオランダ語は昨日の自分よりも一歩先に進めてるし、フルマラソンにも出れるし、日本のこともどんどん大好きになっていくし、自炊の能力もどんどん高まってるし、長げぇこの期間は上々です。

 

今日は6カ月目ということで、いつもと違う道を走ってみました。いつもは違う場所に行けるようにロッテ川をずっとさかのぼっていきました。次の橋があるところまでずっといこうと思って。ただ、なかなか次の橋は姿を見せないもので、むしろ川幅がどんどん広くなったりして。これ橋あるのか?もうあきらめようか?来た道を引き返そうか?歩いてしまおうか?と心は揺れます。初めての道は不安がたくさん。でも、発見もたくさん。牛とか羊とか山羊はよく見るけど、今日は鹿がいたし、スキー場的なものがあったし、自分はまだまだ走れるってのもわかったし。  

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話は全く変わりますが、先週日本の小学3年生のクラスとSkypeで話をした時に、「どうしてオランダに行ったんですか?」って聞かれました。たぶん教師になってなかったらオランダには来てないだろうなって思いました。しかも小学校の教師に。エイチ・アイ・エスを退職した時は、高校教師になるつもりだったし関東で就職するつもりだったけど、小学校の教師になって福岡にお世話になりました。なんでそうなったかというと、この団体と出会ったからかな。

先生になって学校現場でがむしゃらにやりたい!と思わせてくれたのはこの団体。「先生になる!」っていう人探してます。興味ある人はのぞいてみてくださ~い。興味なくても面白いと思います。(笑)

10/2(火)「教室から社会を変える」フェローシップ・プログラム選考オンライン説明会(2019年、2020年4月から教員目指す方) | Peatix

※ドラマチック指数という聞きなれない言葉を自在に操る岡本さん登壇。

10/3(水)「教室から社会を変える」フェローシップ・プログラム選考オンライン説明会(2019年、2020年4月から教員目指す方) | Peatix

※すげぇー踊るのが上手くてよく笑いよく泣く増永さん登壇。

10/4(木)「教室から社会を変える」フェローシップ・プログラム選考オンライン説明会(2019年、2020年4月から教員目指す方) | Peatix

※学校を建てる人タケ登壇。

 

拡散どうぞよろしくおねがいします。

Day180

ロッテルダムからタリスで30分。
ロッテルダムのランドマークタワー
「ユーロマスト」から
天気が良ければ見える街。

アントウェルペン。

司馬遼太郎さんのオランダ紀行では、
ユダヤ人とダイヤモンドの街
として紹介されてる。
アムステルダムが栄えるまで、
ヨーロッパ最大の港だった街。

手の街

アントウェルペン、Antwerpenはオランダ語。アントワープ、Antwerpは英語。

この街はとにかく手の街。

AntはHand。

WerpenはThrow。

という説があるらしい。
かなり脚色するとこんな感じ。

昔々、スヘルデ川にはそれはそれはたいそう大きな巨人がいたそうな。その巨人はスヘルデ川を股越して仁王立ちしており、川を通る船に勝手に税金をかけて好き放題していたそうな。あるときは商船の商品をふんだくり、あるときは船の有り金をすべて奪ってしまい、あるときは船を川の底に沈めてしまうという横暴ぶり。しかも船長さんの命まで奪ってしまうという恐ろしい所業の数々。
その噂は、遠くのローマにまで届いたそうな。当時ネーデルラント地方をも帝国領土にしつつあったローマの大将軍カエサルの甥っ子ブラボーが巨人とっちめることになった。若く勇敢なブラボーはアントウェルペンに着くなり、巨人に戦いを挑んだ。
ブ:「やい巨人!好き勝手して人々を困らせているそうだな!」
巨:「それのなにがわるい?」
ブ:「なんてやつだ…ぼくがきたからには好き勝手させないぞ!」
巨:「小さな人間になにができる。ブワッブワッブワッー」
こうして闘いがはじまったそうな。そして何日にも及ぶ死闘が続きた。そして…
ブ:「えいぃぃぃー!」
巨:「ぐぅわぁ~」
ついにブラボーが巨人の腕を切り落として決着がついた。ブラボーは切り取った腕をスヘルデ川に向かって投げた。それ以来、アントウェルペンのスヘルデ川は平和になりましたとさ。ちなみに、ブラボーの偉業を称えてこの辺りの地域のことをブラバンド地方と呼ぶようになったとかならないとか。

巨人アンティゴーンさん。

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英雄ブラボーさん。

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アンティゴーンの切られた手。
おかげでギガントカンチョーやり放題。

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世界一美しい駅

いままで駅に見入ったことはないです。
でも、ここは見入っちゃいます。

ここ駅?

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駅なのか?

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それとも、駅じゃないのか?

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いや、駅だ!

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ちなみに駅出てすぐ右に動物園。
1843年開園。歴史がすごい。

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ネロとパトラッシュ…

 アントウェルペンと言えば、
名作アニメ「フランダースの犬」。

こどものときに見たことあるような、
見たことないような。

夏休みにやってたような、
やってなかったような。

悲しいお話だったような、
切ないお話だったような。

そんな曖昧でありながらも、
記憶の片隅にはちゃんとある。

世界遺産にも登録されている
ノートルダム大聖堂の前に…。

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デフォルメされたオブジェが。
上に乗っちゃってますけど、
これ全然いい方。
大人も子どももこのオブジェの上で
飛んだり跳ねたり転がったり…。
気持ちよさそうに眠っているから
何でもありだと思っちゃうよね。
フランダースの犬は日本では有名だけど
ヨーロッパではそうでもないらしい。
すぐ横に6か国語くらいに翻訳された
フランダースの犬の紹介文の石碑は、
もうベンチ的な使われ方に…。

ノートルダム大聖堂前の広場にある
ショコラティエ「Nello」

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 隣のいービール屋さんのビール
「PATRASCHE」

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アントウェルペンまでは、
東京⇔高崎
博多⇔熊本
上海⇔蘇州
くらいの距離なのでまた行きたい。

Day179

ビールが有名な国ベルギー。
ワッフル、ショコラティエ、フランダースの犬、世界一美しい駅、世界一美しい広場、世界一古い動物園、EU本部、オランダの隣、もともとネイザーランド、クラブ、世界三大がっかり、小便少女、ルーベンス、ダイヤモンド、ドイツとフラッグカラー同じなどなど。そんなベルギーの首都ブリュッセル。

フラワーカーペット

二年に一度 、ブリュッセルの
グラン・プラスで行われる祭り。

「フラワーカーペット」
2018.8/16-19に開催された。
今年のテーマは南米メキシコの
「グアナファト」
カラフルなベゴニアなどの花が
50万株。

そもそもグラン・プラス自体が世界遺産。

グラン・プラスを上手に形容した人が
『レ・ミゼラブル』の著者ユーゴー。
彼曰く

"miracle"

35歳に旅行者として訪れたときの印象。
さらに、グラン・プラスにある市庁舎を

"眩しいほどのファンタジー"

”夢にまで見たものが現実にある”

的な感じで賞賛している。

さすが詩人!本当にそんなとこ。

そこを花で埋め尽くしちゃおう
っていうんだからそりゃすごい。

圧倒的に素晴らしかったのが
夜のオープニングイベント

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花火とかプロジェクションマッピングとかメキシカンソング「La Bamba」の生演奏とかなんかもうすごかったな~。動画を見てほしいけど動画はアップできないから代わりにYouTubeで。

Ritchie Valens - La Bamba - YouTube

もちろん昼もきれいでしたよ~

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漫画

意外と知らなかったのが、
ベルギーの漫画大国っぷり。

スマーフ、タンタンはベルギーって
知らなかった…
街の色んな所にペイントがありました。

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そんな中、日本の漫画は本屋さんの
一角を占領するほどの人気。

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ワンパンマンある。

f:id:katsu1017:20180920071943j:plain錬金術師とソウルイーター。

f:id:katsu1017:20180920071944j:plain安定のドラゴンボール。

f:id:katsu1017:20180920071956j:plainワンピースの表紙が黒でかっこいい。

f:id:katsu1017:20180920072009j:plain懐かしのGTO。

f:id:katsu1017:20180920072022j:plainワッフルとwok

ブリュッセルで一番食べたのは
ワッフル。二番がwok。

ワッフルはプレーンのやつが美味しい。

ワッフル食べにベルギー行ってもいい。

美味しい。

日本のクレープと張る。

一日4個は欠かさなかった。

食べるのに夢中になりすぎて写真はない。

ワッフルは焼き立てで
外はカリっと、
中はモチッと、
外のカリッともじゃっかんソフト。

中のモチッとさはホットケーキ的な。

そして程よい厚みがたまらない。

パウダーシュガーが大胆に攻めてくる。

なによりコーヒーと合う。

合いすぎて笑いが止まらない。

ニヤニヤが止まらない。

 

あと、中華鍋という意味のwok。

東南アジア料理に魅せられた。

ライス、細麺、中麺、太麺をチョイス。

ベースに卵、もやし、たまねぎ、ネギ。

トッピングで、ビーフやらチキンやらポークやらブロッコリーやらニンジンやらパプリカやらなんやら選ぶ。

ソースは、東京、上海、サイゴン、バンコク、マニラみたいな感じでなぜかアジアの都市。

ちなみに東京は醤油味。

チャーハンのように大量の油で炒める。

出来上がりはこんな感じ。

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タイのパッタイみたいな感じ。

あるいはこんな感じ。

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とんでもなく体に悪そうだけれど、
とんでもなく美味い。

そういえば、アムステルダムにもあった。

オランダ、ベルギーに来たら
ぜひ"wok to go"へ。

Day178

美しい都市

~後編~

 

闘牛、フラメンコ、パエリア。

情熱の国、スペイン。

バルセロナ。

なぜかテンションが高まる都市。

「バルセロ~ナ!」と言いたい都市。 

ガウディのこだわり

ガウディという人が

すごい建築家ということは

知っていたけれど、

サグラダファミリアを造ったとか

グエル公園を造ったとか

グエル公園にはトカゲがいるとか

カサ=ミラを造ったとか

知っていたのはそんな程度。

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実際にガウディの手掛けたものを

目の当たりにするとすごいこだわり。

いまから10年以上前に

一度だけみたことがあったけど、

当時は全くわからんかった。

本当に同じ人間だったのかな~

って思わず考えこんじゃう人。

サグラダファミリア、

カサ=ミラ、

カサ=バトリョ、

カサ=ビュセンス、

グエル公園、

コロニア=グエル。

世界遺産に登録されている

ガウディの建築群。

ガウディが自然を

愛していることがすごいわかる。

ガウディの造ったものには

生き物がたくさん存在している。

みる人の想像力を掻き立てる

スペースがある。

そして直線がない。

自然は直線を嫌う

と言った造園家。

ガウディもそんな考えだったの?

自分が生きているうちに完成しない

何かを未来に積み上げるような生き様、

心に残りました。 

音声ガイドがすごくイイ

ガウディ建築を見学していると、

音声ガイドのすばらしさに驚かされる。

そもそも、10以上の言語が

一つの機械で再生可能なだけで価値あり。

驚いたのはカサ=バトリョの音声ガイド。

見た目はスマホ。

こいつのすごいところは、

建物の中でスマホをかざすと、

ガウディの頭の中が部屋に再現される。

ポケモンGO的な。

例えば、こちらの丸い窓。 

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スマホをこの窓に向けると、

窓がウミガメになって宙を泳ぎだす。

他にも、窓が魚になって、

通気口部分が魚のエラのように。

はたまた昔暖炉だった場所に

スマホを向けると暖炉には炎が。

まるで3Dのアトラクション。

5€払う価値はありました。  

ビーチとゴミ収集車

バルセロナにはビーチがある。

そのビーチにはいろんなカップルがいる。

同性カップル。

年配カップル。

若いカップル。

騒いでるカップル。

静かなカップル。

飲んでるカップル。

ひたすら焼いてるカップル。

イチャイチャしてるカップル。

運動してるカップル。

とにかくいろんなカップルがいた。

ありのままに。

たまに生まれたままの姿で。

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あと、バルセロナでどうしても

気になったのがゴミ収集車。 

本当ににぎやかな街で、

陽気な街で、

食べ物が美味しい街で、

楽しい街だった。

けど、ごみ収集車の通る頻度が

ハンパじゃなかかった。

宿泊したホステルのすぐ下は

ちょっとした広場で、

深夜1時、2時、3時と

ひっきりなしにゴミ収集車と

清掃車が通っていった。

もう瓶がひっくり返る音とか

割れる音とかすごい。

確かにこれだけの観光地で、

瓶や缶やプラスチックをゴミ箱に

ドカドカ入れてたら…。

バルセロナが観光規制を制限するのが

少しわかる気がする。

バルセロナの人口の約20倍の人が

観光でバルセロナを訪れるらしい。

バルセロナ住民の悩みは

失業の次が観光客の多さらしい。

 

でもサグラダファミリアが完成する

2026年にはもう一度行きたいな。

Day160

10/9にハーフマラソン、

10/21にフルマラソン。

それに向けて練習していると、

結構気付くことがあります。

 

6,7,8月と、

30分間でいかに距離を

のばすか考えて練習してきました。

スピードは上がったし、

心拍数も安定した。

でも30分で5kmとか6kmはいけるけど、

7kmとかは無理やなと…

ましてや42.195kmは絶対無理。

何を目指してる?

早く走れるようになってどうする?

 

長い距離を走るのがマラソン。

長い時間を走るのがマラソン。

ということで、やり方を変えることに。

今日は、45分走ることにフォーカス!

走るスピードは置いとく。

そうすると、7kmの距離いけます。

7.5kmいけました。

あと、せっかくなのでいつもとは

違う道を走りました。

そうすると、

良いことも悪いこともありました。

 

良いこと

・近所のきれいな景色が増えたこと

・いつもよりランナーに多く会った

悪いこと

・道に迷って不安になった

(川沿い走ってて暗かったから)

・暗すぎて車に引かれそうになった

 

トレーニング法はいろいろあるな~

日常も少しの変化でいろいろあるな~

いろいろある!

なんだかんだでいろいろある!

ん?…ナンダカンダ

Day158

一度は観たい世界遺産で

だいたいベスト10入りしてくるのが

モンサンミッシェル。

以前行ったときは、

道路で繋がっていたモンサンミッシェル。

岩山の周りは駐車場と化し、

景観が素晴らしいとは言い難かった。

しかし!

2015年に桟橋が完成して、

今は年に数回完全に海に浮かぶ島となる。

 

モンサンミッシェルは、 

元々は岩山だった場所に、

10世紀頃の司教さんが、

大天使ミカエルのお告げを受けて

修道院を建築することに。

サン・マロ湾の潮の満ち引きは激しく、

15mほどの高低差を

満潮と干潮でつくりだしているそう。

修道院の周りに、

巡礼に来る人のための宿ができたり、

食事をするところができたり、

修道院に仕える人以外も住むように。

そうしてできたのが

いまのモンサンミッシェル。

ナポレオンの時代は

牢獄としても使われていたらしい。

ふわふわのオムレツが名物。

 ※モンサンミッシェル→モンさん

ついてくるカモメ

モンさんには、すごい数のカモメがいる。

そんなカモメの中には、

異様なほど人に慣れたカモメがいる。

多少真似をしてくる。

同じ方向を見たり。

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歩いていたら、

城壁の縁を歩いてついてきたり。

ついてこられたら可愛く感じる。

ここでは、人に可愛いと思われると

エサをもらえる確率がグーンと上がる。

危害を加えようという人はいない。

そう考えると

カモメの一つの生き方をみた気がした。

 

効率よく、危険が少なく

エサをもらえる方法。

その① 人についていく

その② 人と同じ行動をする

その③ なるべく接近する

注意点① 人前でのうんちを控える

注意点② 急に鳴いてびっくりさせない

 

かしこいし、勇気がいる。

 

サン・マロ湾の散策

モンさんを訪れた時期は干潮だったので、

モンさんと取り囲むサン・マロ湾は、

干潟のようになっていて、

散策することができた。

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水は冷たいところもあり、

地面は結構固くて、

はだしで歩くと気持ちがいい。

小さな魚もたくさんいた。

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太陽が地平線に沈む時間帯は、

モンさん目当てで訪れた観光客たちも、

地平線に見とれていた。

 

韓国に学ぶ「夜でもきれいに写真を撮る技」

21時を過ぎると徐々に日が暮れてくる。

22時にもなると、

いよいよ太陽が地平線に沈んでいく。

そして、イエローの光で照らされた

モンさんが夜空に浮かびかがってくる。

どうしても写真を撮りたくて、

何度も挑戦したけれどうまくいかず。

フラッシュをたけば、

自分は映るけれど、

モンさんはきれいに映らず。

フラッシュをたかないと、

モンさんはきれいに映るけど、

自分は黒子のように。

 

そのとき!

まるで映画撮影中のように、

無数のライトに照らされ

写真に撮られている人が!

どうやら韓国の方々のよう。

4,5人で周りから

iPhoneのライトを使って被写体を照らす。

そして、フラッシュなしで写真を撮る。

なんというカメラマン魂!

すばらしい!

そういえば、昼間に写真を撮った

お返しに写真を撮ってくれた

韓国のレディは、

普通タテで一枚、

ヨコで一枚程度のところを

スクエア機能を使いこなし、

連射し、

確実にいい写真が撮れるように

撮影してくれた。

韓国の人たちに学んだ技を使って撮ると、

よく撮れた。

 

LG、サムスンを擁する韓国…

おそるべし。

Day157

フランスには大学生の時に一度だけ

弾丸旅行できたことがあった。

今回は二度目。

華の都

霧の都

美食の都…などの異名を持つ

パリ。

パリ駅の一日の利用者人数は世界第23位!

ちなみに、1位~22位は全部日本。

そんなパリへ。

 

地下鉄のスリの見事さ

パリでの一番の思い出は

スリに遭ったこと。

地下鉄で満員電車に

小柄な女性が三人

押し込むように入ってきた。

あとで知ったけれどスリらしかった。

リュックのチャックが空いていた。

全然気づかなかったけど。

幸か不幸か、何も取られなかった。

取るべきものがなかったらしい。

それはそれでどうかと思うけど…。

大事なものはパンツの中だったので

さすがのスリも取れず。

 

その後、地下鉄に乗って観察していると

スリのグループらしい人たちがいた。

ホームで指示をしている人が一人、

電車がホームに入ってきたら

三人程度のチームで一斉に乗り込む。

そして、車両で固まったりばらけたり。

なんとも素早い動き。

小柄な女性が多かった。

まるで肉食動物が狩りをするような

まとまった動きだと感じた。

 

スパーキングするエッフェル塔

エッフェル塔は、事前の予約を怠ったので

下から見えげることに。

パリのランドマークは、

色がなんともいい。

東京タワーのあたたかな赤オレンジとは

また違っていい。

クッキーに

メープルシロップをかけたような、

エッフェルブラウンがいい。

夕暮れ時はさらにいい。

だんだんとエッフェル塔が

黄金色に輝き出す。

辺りが薄暗くなるにつれて、

エッフェル塔の鼓動が見えてくる。

スパークリングするエッフェル塔は

宝石箱のよう。

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ミストを噴射するヴェルサイユ宮殿

パリから電車で30分くらいで行ける

ヴェルサイユ宮殿。

太陽王と呼ばれた

ルイ14世によって造られた鏡の間。

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そして庭というには

あまりにも美しく、広大な庭園。

金ぴかのヴェルサイユ宮殿の外観。

すごかった。

でも一番すごかったのは、

入場までの長蛇の列に

水を噴射してくれるタンカー。

すごいいいサービス。

一度浴びれば気分は市民プール。

ミストというには大粒な水滴は、

炎天下で並ぶ人々の心にしみわたる。

最高です。

Day156

なんだかんだで観光してなかった

アムステルダム。

オランダの首都で、

スキポール空港から電車で15分くらい。

オランダが独立戦争をしている最中、

終盤まで敵のスペインに

武器を供給してた商売っ気あふれる街。

東京駅に似た雰囲気の

アムステルダム中央駅が印象的。 

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眺めているのか眺められているのか

川や水路のある街には必ずあるクルーズ。

どちらかと言えば水路を流れていく

クルーズ船を眺めてる方が好きだけれど、

乗ってみるのも一興ということで乗船。

まず、種類が多い。

標準的な1時間クルーズ

1時間クルーズの半分オープンエア

75分のプライベートクルーズ

オープントップバス+クルーズ

ランチクルーズに

ディナークルーズなどなど。

陸地にいるときはクルーズ船に

乗っている人たちを眺めていた。

でも、クルーズ船に乗ってみると、

水路沿いのテラスでカフェする人々や

橋から足をブラーんとして話している人

通りゆく自転車やトラムを眺めている。

音声ガイドでアムステルダムの歴史や

水路の名前も知れて楽しかった。

物事には二面性があることを再認識。

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ミュージアム広場とミュージシャン

アムステルダムには、

上野の森公園みたいな感じで

美術館が集まった広場ある。

そこには、

アムステルダムのアイコンともいえる

「I amsterdam」のオブジェがある。

いつも観光客でにぎわっている印象。

この広場は愉快だった。

ゴッホ美術館の

「ひまわり」や

「馬鈴薯を食べる人々」も

国立美術館の

「夜警」も

「牛乳を注ぐ女」もすごかったけど、

広場の水辺で本気の水泳指導を

している家族が愉快だった。

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この日は30℃ほどあったこともあって、

結構な人が足を水につけていた。

水の中ではしゃぐ子どもたち。

そんな中、

がむしゃらに

ひたすらに

クロールを練習する女の子が。

ちなみに深さは大人のひざ下。

近くにお母さんらしい人が

白のワンピース姿で座っていた。

がむしゃらにクロールする女の子。

それを見るお母さん。

周りでは、生まれたままの姿で

はしゃぎまわる弟二人。

お母さん、

「そろそろ出てきなさい」

と声をかけてるとみせかけて…

女の子のそばに歩み寄って

指導がはじまりました。

クロールの腕の使い方を丁寧に指導。

自分も水の中に入っていき熱血指導。

そしてひたすら泳ぐ女の子。

気が付いたら背後で

おしっこしている弟たち。

穏やかだった。

 

それと、国立美術館のトンネルで

演奏する人たち。

特に、六人組のお兄ちゃんたちが

最高だった。

ラフで。

曲はビバルディの春でした。

バイオリン以外の楽器はわからないけど。

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この夏、2回通ったけど2回ともいた。

白シャツのバイオリンのお兄ちゃんは

日本語ちょっと話せます。

30年後にはピアノ役で加わりたい。

 

マリファナは確かに良い気持ちになる

マリファナについて

こちらに来てから調べた。

それから興味があって、

アムステルダムに行った機会には…

と思ってた。

小学校では、薬物乱用の授業をしていた。

マリファナについて

よく知らないまま教えてたことを知った。

 

オランダは世界に先駆けてソフトドラッグ

(マリファナを含む)

を事実上合法化した国。

ちなみに、国連の機関は

わたしが生まれるとっくの前から

医療的な効果が認められており、

ヨーロッパ各国やアメリカ、南米でも

医療目的でのマリファナ活用を

している国がいくつも。

医療目的での活用は、

世界的には特別ではない。

もちろん日本と同じように、

マリファナを扱うことそのものを

厳しく罰している国もある。

 医療的な効果が認められているとは

全く知らなかった。

オランダは医療目的のみならず、

嗜好品としてもマリファナを扱っている。

特にアムステルダムには

マリファナの博物館がいくつもあり、

マリファナを楽しむことができる

「coffee shop」がいくつかある。

ちなみに、カンナビスカップという

マリファナを育てて、

その成長を楽しむ大会もある。

 

カンナビスカップで優勝経験もある

バーニーズというショップへ。

初めてなので、その旨を伝えると

「ジョイント」という

たばこのように紙で巻かれたものを

すすめてくれた。

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ブルーチーズ

というおいしそうな名前のやつ。

名前はただの銘柄で、

ブルーチーズはフレイバーに全く関係なし!

ジョイント以外にも、

グラムで購入して自分で巻いたり、

吸引器を使ったり、

ケーキに練り込まれているものを食べたり。

体にとりいれる方法はいくつかある。

けれど、初心者としてはジョイントが

手軽で効果もそこまで強くない。

吸ってみると、

たばこのように

ヤニクラが来るわけではなく、

じわ~っと

まぶたが少し重くなって、

ふわ~っと

楽しい気持ちになった。

ほろ酔い気分。

ただ、1時間もすれば元通り!

といったかんじ。

お酒を飲んでも

酔い方に個人差があるように、

マリファナも個人差があるので

人によっていろいろだと思う。

私の場合は、

ふわ~っといい気分になった。

ふかふかのベットで寝たいような

良い気持ち。

1本5€程度~で、

お店は普通のバーのような雰囲気。

奇声をあげている人もいないし、

みんなお酒を飲んだり会話をしたり。

日本でひとくくりに薬物とされるものを

違った角度からみることができた。