旅の途上

オランダで「小学校教員になるまで」と「なってから」の足跡。

Day111

教も会計士に会いに。

今日会う会計士さんは、まだ家が決まる前、

合わせて40kgのスーツケースをコロコロしたいたころ、

民泊でお世話になったピーターが紹介してくれた人。

片道2時間。

ちょっと遠いけど、

一度会わないと一緒に仕事をしないというスタイルの人。

その考え方には賛成できるので行くことに。

 

最寄駅からロッテルダムを経由してライデンへ。

そこからバスで移動。

しかし、降りる駅をめちゃくちゃ間違えて、

目的地のはるか7kmも手間で降車。

しかも次のバスが来るのは30分後。

バスを待っていたら間に合わない。

ということで歩くことに。

でも歩道がないハイウェイ的なところ。

歩いちゃダメなところ。

なるべく路肩を歩くようにしてたけれど、

牛が、牛とういう牛が、

「マジかよあいつ…」

「そこ歩道じゃないから…」

見たいな感じで見てくる。

もうほんとに牛という牛が、

食事の手を止めてこちらを凝視してくる。

しばらく歩いたけれど、間に合わない感じ。

走ろうかなと思ったときに、車が停まって乗せてくれた。

すげーいい人だったな~。

目的地の前まで送ってくれました。

教育に興味があるって話してたら、

奧さんが企業研修とかをしてるって話をしてくれた。

あとは、オランダ生活はどうかとか、

日本の天気の話とか、

西日本の豪雨のことも。

あっという間に目的地に。

おかげさまで30分前に到着。

名前は知らないけど、ありがとう!

助かったよ

 

中に入ってみると、これまた背の高い男性が。

メールでやり取りしていたロブさん。

そう、スポンジロブ。

いや、ちがうか。

てっきりピーターの友人かと思っていたら、

ピーターの友人をクライアントに持っている人だった。

ピーターはいったい何人の人に聞いてくれたんだろう。

たぶん、いろんな人に当たってくれたんだろうな。

しかも、日本人のクライアントがいるところを…。

ありがたいな。

 

スポンジロブは、めちゃ話す人だった。

というか、知っておくべき情報が多い。

約2時間、ほぼ聞くかんじだった。

でも、事例をあげながら具体的に説明してくれた。

プライベートな話はあまりしなかったけど、

税金についての話が誠実だったこと、

質問に対する回答がわかりやすかったこと、

笑うときの目がいたずらっ子っぽかったこと。

 

そんなこんなで、

会計士はスポンジロブに決めました。

Day108

今週は、会計士ウィーク。

今日は、一人目のトーマスと会いました。

電話では、ちょっとおどおどしているとすら感じるトーマス。

でも、一番初めに返事をくれて、

メールに「Katsu-san」と書いてくれる癒し系。

そして、うちからチャリで10分のところにオフィスがあるという立地。

 

でも、なぜだろう…。

アポイントがある日に限って、チャリが故障する。

しかも、「今日はチャリで行くぞ!」という日に限って。

市役所のときはチェーン。

今日は後輪がパンク。

タイヤの尋常じゃないすり減りは感じていたがなぜ今日。

と思いながら、15分遅れてオフィスに到着。

 

自分のビザの申請状況を伝えて、

税務署からの書類とかいろいろ確認して、

重要な話は5分とかからないで終わった。

 

でも、それ以外の話が楽しかった。

癒し系のトーマスは、ゆっくり話すし英語も得意じゃないけれど、

ずっと目が合っている安心感があった。

聞いてくれてる感。

そして、でかい。

凄いでかい。

平均身長180cmオーバーの国だからだけど、190cmくらいある。

どうしてオランダに来たのかとか、

どんなビジネスプランなのかとか、

オランダと日本の教育の違いとか、

ロッテルダムのおすすめのレストランとか、

トーマスの娘さんのこととか、

住んでいる場所とか、

日本の満員電車の話とか、

東京の人口についてとか、

「東京オリンピックの時日本にきたら案内するよ」

と無責任なこと言ったりとか。笑

小一時間のたわいもない話が楽しかった。

トーマスと一緒に仕事をするかはわからないけれど、この人が好きだ!

 

その後は、パンクした自転車をほったらかして、

勝手にアドバイザーにしているユーハンと会ってきました。

ロッテルダムを歩き回りながら、

和菓子の話をしたり、

仕事が決まった話を聞いたり、

オランダ語の発音を少し聞いたり、

先週彼女と別れたことを聞いたり、

友人の日本オタクに連絡してもらったり、

おすすめのカフェやレストランを教えてもらったり、

どうプロモーションするかアドバイスをもらったり、

家族や従兄はみんなビジネスをしていることを聞いたり、

 ユーハンの家族がホテルを経営してるお金持ちということを知ったり、

でも彼が興味があるのは生き物で立ち止まって水鳥をずっと観察したり、

 

The first year is the worst year on Business

 by Yu Han

 

Just Go Straight and Get It!

by Hu 

Day103

オランダに来てから、週に2回くらいはお米を炊いている。

10ユーロで買った、深めの鍋で炊いている。

侍の絵がパッケージに描かれているお米を炊いている。

「Sushi Rice」と書かれたお米を炊いている。

「寿司ライスってなんやねん!?」と思いながら炊いている。

今日もお米を炊いている。

 

今日、お米を研ぎながら考えていたことがある。

 

だいぶ炊くのがうまくなったなと。

お米が炭のように真っ黒に焦げることは減ったなと。

でも、やっぱり底の部分は少し焦げがつくなと。

いまでもたまにかなり焦がすよな~と。

残さず食べるけれど、苦さは否めない。

カレーをかけても、苦いは苦い。

 

日本で暮らしているときは炊飯器を使っていたし、

上海にいたときも炊飯器を使っていたような気がする。

もう忘れたけど、そんな気がする。

炊飯器はスイッチ一つでできたから便利だったけど、

焦げたりはしなかったな~。

ハリオの炊飯釜も使ってたけど、

説明書あったし簡単だったな。

いま初めて普通に鍋で米を炊いている。

 

お米、いままで数えきれないほど食べてきたけれど、

炊き込みご飯とか以外では、だいたい白い。

シマエナガほどに白い。

でも、自分でやってみると、そうでもない。

この焦げがなんともいえず、自分のような感じがする。

少しずつ変わっていく。

焦げを積み重ねることで。

 

会計士、いまだ見つからず!

 

つづく… 

Day99

今日は、朝から近くでクラブ並みの大音量が。

「いや、うるさすぎるでしょ。」

と思って、買い物がてら近くを通ってみると、

公園で誕生日パーティーしてました。

楽しそうにバーベキューしたり、

歌ったり、踊ったり、

子どもは水着でプール入ったり、

ホースをスプリンクラーみたいにして水浴びしたり。

「なら、しかたないか。」

 

さすがに朝から夕方まで大音量の音楽を聴かされていると、

自分も騒ぎたくなるのが人の性。

ということで、いつものランニングコースに自転車で出かけました。

星野道夫さんの「長い旅の途上」を持って。

 

ロッテルダムの名前の由来であるロッテ川の向こうにある公園。

最近は野ウサギの赤ちゃんをよくみかけます。

気持をちょっとリラックスさせてくれる公園。

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ハンモックに寝っ転がってぼーっとしてると気持ちいい。

いつもランニングで駆け抜けていたけど、

止まって寝っ転がってみると違う場所みたい。

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太陽がまぶしすぎるので、逆を向くことに。

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この子たち、ビーチボールでずっと遊んでたな。

もう、キャッキャ言いながら、

あまりにも楽しそうに遊ぶもんだから、

本読むのやめて眺めてしまった。

すんごい笑ってる。

ずっーと笑ってる。

そしてたまに転んでる。

見てるだけでこっちも楽しくなる。

姉妹でもないふたりだけど、

すぐ仲良くなって一緒に遊んでたな。

おもしろいな。

楽しくて仕方ないんだろうな。

 

帰りはやんちゃな少年たちが。

橋からサーフボードを川に投げて、

サーフボードの先端を水面に突き刺すという斬新な遊びをしてた。

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こちらの少年たちも笑いまくってた。

テンションもめちゃ高くて、

川に飛び込むのか聞いたら、

「チャレーンジ!!!」と叫んでた。

でも、飛び込まなかった。笑

 

オランダでの99回目の太陽が沈む。

きっと、人はいつも、それぞれの光を捜し求める長い旅の途上なのだ。

by星野道夫

さぁ明日も「チャレーンジ!!!」 

Day93

先日、無事に会社登録を終えてから、

会社の銀行口座を開設して、

今日ついに会社名が入ったキャッシュカードが無事届きました~!

キャッシュカードに「ONKOCHISHIN 1986」と刻まれていて、

感動のあまり20秒間くらい眺めてしまった。

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そして、他にもなにやら公的な書類が…。

まさか、移民局からビザの許可か!?

と思ったけれど、どうやら違うよう。

中身を見てみると、税務署!

納税申告書でした。。

 

納税申告書は、内容よくみてみてもなかなか難しい。

やはり、会計士さんは探さないとちょっと無理かも。

どっちにしても銀行の残高証明書いてもらわないといけないからな~

ということで、会計士さん探すことを決めました!

 

あともう一つ、決めたことがあります。

実は…2017年から個人事業主のビザは、

労働許可は付かないということを最近知りました。

つまり、自分のビジネス以外で働くことはできないということ。

がーん。

最初に考えていた、とりあえずデリバリーとかクリーニングスタッフとかできない。

「まずはバイトで生計立てよう!」プランが崩れ去った瞬間でした。

(めっちゃチャリ乗り回して太もも鍛えてたのに…。)

もちろんBプランは用意していなかった。

そうなると、どうなる?

ビザを取得するためのぎりぎりの資金で乗り込んできたから・・・

日本でのクレジットカードの支払いとか、

オランダの家賃とか、

日本の市民税とか、

 あれがこうなって、これがあ~なって…

 

収入どうする?

もう先生じゃないから小学校での給与は入ってこない。

でも、もしかしたら6月のボーナスだけ出たりするのか?

いや、しないか。

 

こっちで実は起業キャンペーン期間で、

全員当選で起業家に100万円の支援がある!?

いや、ないか。

 

朝起きたら部屋のトイレットペーパーがユーロ紙幣になってる?

いや、ならないか。

 

アイスをガマンしたら、なんとかなるか!

いや、むりだ。

 

でも、待てよ。

よく考えたら起業してる!

それすればいいじゃんか。

ということで、自営業について真剣に考えることを決めました!

 

生まれて32年と半年。

名字に「金」がついているからお金は無くならない。

でも、「澤」もついているから流れていくので貯まりもしない。

 そう信じて生きてまいりましたが、それもここまでかと思える金融危機。

これを第一次金融危機と名付けよう。

 

これみて乗り越えます↓

JUST DO IT

 

つづく。 

Day88

今日はついに商工会議所で会社登録の日でした~

 

1か月ちょっと前に市役所行ったときは、

前夜に電車のルートとか自転車で行くならとか

めっちゃGoogleで調べてた。

でも、今回は朝起きてから

「あの駅なら何分くらいに出れば行けるなって」

だいたい想定できたことに少しばかりの成長を感じた。笑

 

事前にインターネット上で会社の詳細を登録してたので、

パスポートと念のためのパソコンと書類一式が入っているファイル

(命のファイルと呼んでいる)をバックに入れて出発!

 

チャリで行こうと思ったけれど、

久しぶりに霧雨が降っていたので最寄駅から地下鉄で移動。

行きすがらはひたすらオランダ語のアルファベットの発音を

聞きながら一人ブツブツつぶやくという感じ。

 

アポイントの15分前に到着。

めっちゃ開放的な空間にカラフルで大小さまざまな机といすがある空間に通され、

スタッフの女性がお茶かコーヒーでもいかがと聞きに来てくれる。

お茶を飲みながら質問に備えてビジネスプランを確認して待っていると、

程よく日焼けしたナイスガイが

「かなさわ?かちゅひろ?」と

ちょっと赤ちゃん言葉みたいな感じで声をかけてくれた。

 

そしてここで一発!

Mijn naam is Katsu.

自己紹介できたー!

と思ったけど伝わってなかったから、

I'm Katsu.と改めて言い直して握手。

 

その後は、ふたりで画面を見ながら登録内容を確認して、

(ちょっと何言ってるかよくわからないところもあったけど)

すんなりと会社登録完了かと思いきや、

私の考えた会社名

「ONKOCHISHIN」はすでに2008年に先客がいたようで。

会社名変えないと登録できないということに。

急に言われたもなにも考えてなかったので、

後ろに生年月日の1986をくっつけました。(笑)

 

会社名   :ONKOCHISHIN 1986

サービス内容:JAPANESE CALLIGRAPHY CLASS

 

だいたい15分くらいで全部完了でした。

とりあえず、税金をしっかり払うことが重要ってことはわかった。

 

その足で、会社の銀行口座も開設に行きました。

担当してくれた女性はめっちゃ丁寧やった~

会社の内容にもすごい興味持ってくれた~

「オランダ語なにがわかる?」っていうから

オランダ語も色々試せた~

 

〇伝わったオランダ語の単語。

GODEMORGEN

GOEDENAVOND

DAG

HOI

EEN

NUL

DANK U WEL

TOT ZIENS

 

〇全然伝わらなかったオランダ語の単語。

GRAAG

 

やっぱり「G」だよな~「G」がむずい!

 

そして、めっちゃタイピングして

データをパソコンに入力する仕事なのに

彼女のネイルがすごくて、3cmくらい指先から出てた。

しかも真っピンク。

なんかプライド感じた。

 

なにはともあれ、今日から社長になった。

「社長」ってのは子どものころから知っている言葉だったけど、

よくわかんなくて、

自分が働きだしてもやっぱよくわかんなくて、

「エライ人」とか

「お金持ち」とか

「ギラギラしてる」とか

「送迎付き」とか

「めっちゃ努力してる」とか

そんなイメージだったな~。

 

今日一つ思ったのは、

「一人目」ってこと

かな。

Day70

今日は6月1日。

市役所アポイントリベンジの日。

 

昨日の夜、時間と場所を念入りに確認。

その結果、場所が5月14日から前回の場所が閉鎖されていることが判明。

そして、新しい場所は、前回間違えて行ったロッテルダム市役所の裏っていう…。

心からの「なんでやねん。」

 

万が一地下鉄が止まることを想定して、

自転車で行くことにしました。

 

7:30に出発!

家から10メートル進んだところでチェーンが外れるという事態。

近くにいたおじさんが手伝ってくれたけど、

手が油まみれになっただけでチェーン直らず。

結局、地下鉄で移動することに。(笑)

 

朝から地下鉄内で寝過ごした女性に、

「この車両はどこに向かうの?」と聞かれる。

みんな色々あるよねと思う。

 

8:20、無事到着。

番号札取るところに、

前回遅刻した私に断固とした態度で対応した男性がいたー。

忘れもしない、あの氷のような眼差し。

彼をアイスマンと名付けよう。

アイススケート速そうだし。

 

8:30、書類申請窓口へ。

申請書類は完璧。

でも、なぜか担当者の女性に

「独身?」

「一度も結婚してない?」

「本当に?」

と聞かれて少しからわかわれた。

いや、いま思えばアプローチか?

 

そして、待つこと30分…。

平成30年6月1日9時30分、

住民番号、発行。

 

終盤の運転免許所の切り替えとかの

説明はほとんど分かってないけど、

一番最後の

「GOOD LUCK IN DUTCH」

は分かったよ。

 

これで銀行口座開設できるし、

スーパーでキャッシュレスで買い物できるし、

保険は入れるし、

会社登録もできる!

 

そして帰り道、地下鉄のホームでまた電車の行先聞かれる。

少し「オランダ感」出てるのかなと思ってうれしい。

あと、オランダ語勉強始めたら、

1%くらいオランダ語聞こえる。

 

そのまま、銀行行って銀行口座開設。

担当者の男性は、

「今日金曜日だから疲れてる」

って言いながらあくびしちゃうようなゆるい雰囲気で、

漢字が大好きで、

サインしてるときに興味津々でみてた。

「Taxes」が「テキサス」にしか聞こえなくて、

ハンバーグしか出てこなかったところ以外はすんなりと。

そして、このゆる男も最後に一言。

「ウェルカムトゥーダッチ」

 

何はともあれ、この国でできることが増えた。

 

これから伸び切った髪の毛を切ってきます。

Day54

いままで、どうやって友達をつくってきたのだろうか?

そう自分に問いかけてみると、

答えるのに少し時間がかかる。

 

社会人になってから、

地元埼玉の友達にこんなんことを言われたのを思い出した。

「かつはおれらのこと甘く見てる」

中学校からの友達の言葉。

 

担任した6年生のクラスの子で、

こんなことを話してくれた子がいる。

「〇〇くんと〇〇さんに感謝を伝えたいです。」

「二人は、ぼくに放課後に友達と遊ぶ楽しさを教えてくれました。」

その子は、本当によく笑うようになった。

そして、友達の輪は広がっていった。

 

明日、ここで初めての友達ができるかもしれない。

不安と期待がある。

自分のことを上手に伝えることができるか?

という不安。

どんな人だろうか?

という期待。

 

友達はどうやってつくるんだろうか?

いま思うのは、

友達がほしいということ。

Day47

昨日、「Kinderdikj」に行きました。

 

辞書を引くと、

「kind」は「child」

「kinderbed」で「child's bed」

「kinderboek」で「children's book」

「kinderpistooltje」で「toy pistol」

 

「dijk」は「dike」

 

日本語にすると、

「こどもの土手」

カタカナ読みで、

「キンデルダイク」。

1997年に世界遺産に登録。

 

家から大体10kmちょいなので、一昨日買ったチャリで。

その名も「デ・リーフデ号」

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高校の通学の時以来あまり乗っていないチャリ。

ブランク14年を考えずに出発したことを後悔。

まず、サドルが固すぎて股が痛い。

次に、交通ルールに慣れてない。

(右側走行なことや曲がるときの手のサイン。)

さらに、ポロシャツ短パン、サンダル姿のおじいちゃんや、

前後にこども乗せているママや、

並走して話しているおばちゃんたちに、

抜かれる抜かれる。

もう、みんな競輪選手に見える。

そして、25℃くらいの夏日なのに、

ホットコーヒーを持って行った。

 

でも、道中は愉快でした。

景色がのどかで。

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ウシとか、ウマとか、ラマとか、ヒツジとか、トリとか色々。

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これ、すごい遊び心。

投げ入れ用、ごみ箱。

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リバウンドは誰がするんだろうか。

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40分くらい走ると、運河沿いへ。

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渡し舟の乗車賃。0.75ユーロ。

チャリと人間セットで、0.8ユーロ。

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もう、対岸丸見えの距離から船がやってきます。

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中は、

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チャリで行けます。

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すごいのどかでした。

釣りしてたり、泳いでたり。

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動画を見せたい。

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記念メダルはどこにでも売っている。

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ちなみにこの建物はトイレ。0.5ユーロ。

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中に入って、稼働していた当時の生活を見れます。

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冬は、運河が凍ってスケートしてる絵葉書とかあったけど、

できたらいいなぁ。

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Day43

今日はやっととれたアポイントのために、万全だったはず!

 

時間も、

場所も、

間違えていた。

 

やってしまった。

 

時間は20分遅く記憶してて、

場所はロッテルダム市役所だと思い込んでいた。

 

自分の思い込みでは、15:40アポだと思っていたので、

余裕をもって20分前の15:20にロッテルダム市役所へ到着。

でも、インフォメーションで、「ここじゃないよ」って。

 

「えっ。」

「ちがうの?」

・・・メールを見返すと、確かに住所違う。

しかもアポの時間も違う。

 

「えっ?」

「どこなの?」

「いまなの?」

なんか、わけわかんない汗がたくさん出てきて。

「そこは、歩いていけるの?」

「どうしてここじゃないの?」

歩いて10分で行ける場所だったらしいので、

走って向かうことに。

でも、目的の場所に到着したのは15:40。

 

受付の男性は、気持ちがいいくらいに毅然としていた。

「遅れたからもうだめだわ。」

「またアポイントとって。」

いや、もう汗が滝のように垂れてるし、

袴の絵柄のTシャツ着てるし、

ここにいるのに、会えないの?

実際のところ、どうにかなるでしょ?

という考えが一瞬脳裏をよぎりますが、

受付の男性の「アイム ソーリー」の一言で、

流れて消えていきました。

 

その場で、もう一度電話してアポイントを取りました。

ちなみに、6月1日が最短。

ほぼ、1か月。

衝撃の事実。

でも、電話に出てくれた女性が、

「心中お察しします」的な感じで、

ちょっとおちゃめな雰囲気で、

救われました。ちょっと楽しいとすら感じた。

「キャンセル出るかもだから、また電話したらいい」ってアドバイスもくれたので、

これから毎日市役所に電話をする日々になりそうです。

 

やっちまったなってときは、気持ちが嵐の海の様に波打ちますが、

もう怒りとか悲しみとかおかしさとかいろいろ。

それを穏やかにするには、

衝動買い、好きなものを食べて、好きなものを飲む、

司馬遼太郎を読む、汗をかく、が私の場合うまくいくようです。

そうすると、「やっちまったこと」をどうおもしろく話すか考えることができる。

次は、やらかさないようにしよう。